もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

駄文

まずい蕎麦

「当店のそばは十割そばですので、まずはそばの風味を楽しむために、そのままお召し上がりください」と言うそば屋が美味しくなかった。私が美食家を気取りたいわけではなくて、誰でも分かるほどに風味が無かった。 私がそんな店主だったら、恥ずかしくてたま…

「おやじの味」

料理というのも、人となりが出るのではないだろうか……と、父の作った肉野菜炒めを見て一人納得している。もやしは火が通りすぎてクタクタになり、豚肉も火が通りすぎて弾力を失い、もやしの水分でベチョベチョになっている。 原因ははっきりしていて、もやし…

マイナポイント2回目申込完了

マイナポイント(総務省)。いやいやいや、こんな難しいの、出来ない人続出するのでは? という感想。かくいう私が何度も壁にぶち当たったのです(苦笑) 今回カードリーダーを使ってパソコンから申請した。一番引っかかったのはマイキーID作成・登録準備ソ…

蜘蛛や昆虫との対話

蜘蛛を外に逃がすときの、心が通じたような嬉しさ。蜘蛛の進路を先読みして、うちわでそっと待ち受ける。そこに蜘蛛がちょんと乗ったら、「動かないでね」と念じる。いい子だいい子だ、と心のなかでつぶやきながら、そっと外に出る。そうして地面にうちわを…

病院のような飲食店、患者の私

最近飲食チェーン店に行くと病院にいるような気持ちがする瞬間があるのだけど、ウェブ上で検索しても出てこないから、私が勝手に感じているだけなのだろう。例えば松屋の会計などは自動化が進んでいる店舗もあるけれど、「松屋 病院みたい」で調べても全然出…

超「いいね」社会

超「いいね」社会、というのはどうだろう。世の中のありとあらゆるものが「いいね」で評価される、そんな世界だ。 例えば、幼児と親に道を譲るドライバーを見かけたら「いいね」(法律上当然ではあるが)、電車を降りるときにベビーカーを下ろすのを手伝うサ…

私の冷凍食品遍歴

子どものころから冷凍食品を食べてきた――と言うと不摂生な人間に思われるかもしれないけれど、私の母も私も、それだけ「時短」の恩恵に預かってきたとも言える。そのなかでも数度だけ、そればかり食べていた、という商品がいくつかある。 最初は小さいころで…

卒業

よく行くカフェも卒業シーズン。社会人になる子たちは今月でいなくなってしまうので、挨拶でもないけれど、顔を覗こうと思って、普段は行かない夕方に行ってみた。 そうしたら、ずいぶん見ていなかった男の子が居た。聞くと、彼は一ヶ月ほど前から来なくなっ…

地元のパン屋もAI化?

パン屋で画像認識によってレジ打ちを簡略化するシステムが導入されていて、ハイテクだなあと思って感嘆したのだけど、私が頼んだパンはことごとく誤認識され、店員のおばさんが新たなレジシステムに翻弄されながら全て打ち直していたのだった。 それから何度…

エスカレーターの悲しみ

ぼやき。 東京のエスカレーターは、本当に非合理的だ。けれども、仕方無しに非合理の海に身を任せるしかないのが、東京の、あるいは都市の恐ろしさだ。 エスカレーター前で一列になろうとするから、人だかりが出来る。片側を空けるのは急ぐ人のためなのだが…

リスクホメオスタシス的な朝

今日はいつもよりも早起きしたのに、結局いつもと同じ時間に家を出た。それでふと思い出したのが、リスクホメオスタシス(リスク恒常性)という考え方だ。 自動車の安全性(運転のサポート、道路工事、取り締まりの強化など)が向上しても、その分だけ人は速…

「10の質問」への真剣な回答

直感的にぱっと書いてしまおうかと思ったけれど、書いたり消したりしていたら、なんだかんだで1か月もかかってしまった。冗談ばかり書いているこのブログだが、今回はそれなりに真剣に書いてみようと、気まぐれにやる気を出してしまった。はてなブログ10周…

思い出について

もうずいぶん前の話になってしまうが、予行練習のブルーインパルスを見た(今更この話をする!)。仕事の昼休みに抜け出して、近場で一番よさそうな、デパートの屋上に来た。このデパートの屋上は穴場で、あまりにもさりげなくあるものだからふだんは閑散と…

トイレのドアノックについて

一度だけ、トイレ中に他人が入ってきたことがある。それも去年のことだ。お盆の時期で、小さな寺の境内は人をかき分けないと進めないほどに混雑していた。小さな寺だからトイレも一箇所しかないのだが、意外にトイレへ行く人は少ないようだった。 それでぼん…

良い喫茶店は手入れされた庭のようなもの

行きつけの喫茶店(カフェ)がある、ちょっとした優越感。 今日はFP(ファイナンシャルプランナー)の試験の日で、朝から受験者と思しき人たちがせかせかと歩いている。朝8時だというのに街なかのスタバもコメダもすでに混雑している。が、私は空いている…

街なかのリス

先日、赤坂見附の街なかでリスが死んでいるのを見かけてしまった。リスを見かけることも珍しい都会で、まさかその死骸を見ることになるとはつゆほども考えていなかったから、思わずその場に立ち尽くしてしまった。むき出しになった臓物。安らかに、とつぶや…

回転寿司と衛生

「極めて衛生的!」と、回転寿司屋のポスターに書いてあった。確かに寿司屋は衛生的でないと困るのだけど、衛生的であることをウリにされるとかえって不安になってしまう。まあ、私がひねくれているだけなのだけど。 それで考えてみると、数年前、近所にオー…

財布を忘れた記念日

まさかこの年になって財布を忘れるとは思わなかったし、会計のその瞬間まで気がつかないままで居ることも信じられなかった。だから今日は間違いなくお財布記念日である。 久しぶりに連休があったので、仕事終わりに自分で自分を労おうと立ち食い寿司を食べに…

散歩という変な趣味について

散歩というのも、変な趣味だと思う。一日中ただ歩くだけ。距離にして10Kmから20Kmくらいは毎回歩いている。例えばある一日。 朝起きて、ベランダに出たら、青空と暖かい風が気持ちよかった こんなにいい天気だったら、善福寺公園の池に行ったらいいだろうな…

行きたくない公的(?)機関ランキング

何か後ろめたいことがあるわけでもないのに、行くときになんだか緊張したり、「帰りたいなぁ」と思ってしまう、あるいは思ってしまいそうな場所があると思ったので、なんとなくまとめてみた。 行きたくない公的(?)機関ランキング 警察署 裁判所 市役所 銀…

「話しかけるなオーラ」

家電量販店で「話しかけるなオーラ」を出すのは私だけだろうか? 「話しかけるな」とは言っても、店員を睨んだりするわけではない。店員と目を合わせない*1とか、話しかけられそうになったら他の商品を見るフリをして静かに距離を取るとか、その程度のことで…

新年を前にパソコンを破壊してしまった

今回の件を、私は「スーパークソバカゲロゴミデラックス事件」と呼んでいる。「新年早々パソコン壊滅す」に続く、パソコン壊滅シリーズの第2弾である。2012年発売より8年来使ってきたこのパソコンを壊してしまったのだ。 その話もなんということはない。置…

食べ物で遊ぶことについて

「食べ物で遊ぶな」と、子供の頃には叱られたものだが、さんまの塩焼きを食べるときの私は遊んでいるとしか言いようがない。それは手術ごっこと解剖ごっこの両方を兼ねたようなもので、食べられる部分を正確かつ迅速に分け、さんまの姿形を崩さずに食べると…

知らない誰かに道を尋ねられることについて

ともすれば退屈に繰り返される日常において、まったく思いがけない変化というのは、良くも悪くも自分の生を実感させてくれることでもある。今日はそのいい方の話をしたい。 例えば、知らない誰かに道を尋ねられることは、日常に楽しい変化を与えてくれる体験…

「恐れ多くて使えない言葉」

私には「恐れ多くて使えない言葉」というのがある。例えば学生時代に書いたレポートでも「論じる」とは書かずに「考える」とか「述べる」などと書いた。卒業論文も、それは「論文」ではなく「書きもの」にすぎないと、心の底から思っている。私にとって論文…

電動アシスト自転車

うだるような暑さのなか、腰をかがめてグッタリと坂道を上っている。憑き物を払わんとばかりに、ベトベトになった背中を手で拭い、眼球だけを動かして手のひらを見る。手のひらが太陽の光を反射してギラギラと輝くものだから、自分は茹で上がった海老なので…

「苦情殺到!桃太郎」について

ふと、「苦情殺到!桃太郎」を思い出した。2017年のACの広告で、「桃太郎」で桃を拾ったおばあさんに「窃盗だろw」などと誹謗中傷が殺到する。「悪意ある言葉が、人を傷つけている」*1。インターネット上の「炎上」問題に真っ正面から切り込んだことでか…

ミラノサンドAの、パンの温かさ

ドトールのミラノサンドA. かれこれ20年近く、ドトールへ行くたびにこればかり食べている。「まだ若者である」と自称しているこの私が、20年もである。頻度としては最低月一回、多い時には週5日行ったりして、毎年ゴールド会員程度には消費している*1。…

買い溜めについて思うこと

記事を読んだ、というただのメモ。 マスクやトイレットペーパーの買い溜め*1に対して、「一部の人間がデマに踊らされて買い占めをした」というような解釈をする大人が私の周囲にいる。端的に言えば、買い溜めをするのは奴らがバカだからで、対策としては罰を…

パーティーにやってきた酔っぱらい

うろ覚えなのだけど、ポピュリズムはパーティーにやってきた酔っぱらい客のようなものである、という旨の言葉を思い出す。ただそれを思い出したきっかけは、ポピュリズムの話ではなくてもっと低次元での出来事だ。 ここでいう「パーティーにやってきた酔っぱ…