もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

2017-01-01から1年間の記事一覧

懸垂

腕立て伏せはつまらないが、懸垂は楽しい、というのが、痩せ男の戯言である。 理由は明白で、腕立て伏せは怠けるのが簡単だからである。わたしが腕立て伏せをすると、怠惰がすぐそばで待っている。そして、腕が悲鳴を上げれば、すぐにひざをつけばよいではな…

睨まれた

電車で狐のような目をした女に睨まれ、おぞ気がした。 女性のそばに居たくない。男性のそばにも居たくない。面倒に巻き込まれたくない。へんてこな騒音を聞かされたくない。でも他人が読んでいる新聞や本にはちょっと興味がある。それがわたしの本音である。…

時間が無い

時間が無い ゲームをする時間が無い 本を読む時間が無い 買い物に行く時間が無い 眠る時間が無い 家に帰る時間が無い 年賀状を書く時間が無い 雪かきをする時間が無い お昼を食べる時間が無い コーヒーを入れる時間が無い カップ麺をつくる時間が無い ダイエ…

電車の色

電車の色が違う、と泣きわめいている子どもがいた。その子は有楽町線・副都心線の電車が好きらしく、西武の、青色のラインが入った電車はお気に召さなかったらしい。ああ、自分もそうだったなあ、と思った。 小さいころ、「黄緑(山手線)がいい、緑はやだ」…

打ち込み日記 - ショパン 「アンダンテ・スピアナート」

ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(作品22)から、アンダンテ・スピアナートを打ち込みました。"Andante spianato et Grande Polonaise Brillante". 横文字にするとなんとも格好の良い名前。アンスピグラポロと略すと、ハンバー…

とにかく大きなもの、立派なものに憧れている子どもだった。男の子にはそういう時期が訪れるものなのかもしれない。子ども用の小さな傘が嫌で、60cmだの70㎝だの、とにかく大きな傘を買ってもらって喜ぶような子どもだった。なんとくだらない背伸び。小さな…

トイレノック

外出先でトイレに入ると、いきなりガチャガチャとやってくる人が結構いる。ノックをするという手段を知らないのか、はたまたよほど腸内の状況が切迫しているのか。 そもそも、いきなりガチャガチャっとやるのは、ホラー番組の再現VTRに出てくるオバケくら…

他人を思いやる自己中心的な人

自己中心的と言うと、何よりもまず自分のことを優先する人というイメージが強いけれども、他人を思いやる自己中と言うのも居て、こちらのほうが悲劇ではないかと思う。というのも、彼は彼なりに他人を思いやっているのに、それがまったく相手に届かないのだ…

歯医者へ行くために

そもそも社会人になろうという意志が無かった。ならばなぜ社会人になったのかと考えると、歯医者で仕事の話題がでたときに困るからというのが第一の理由だったと思う。歯医者で「学生です」と名乗って以来「学校はお忙しいですか」「どんなお勉強をしてるん…

まずいのに並んでいる鯛焼き屋

美味くもない鯛焼き屋に、しょっちゅう行列ができている。何故だろう。 この手の話をすると「行列の出来ている店を批判して、悦に入っているだけだろう」と言われかねないのだけど、そういう意図ではなくて、ただただ不思議なのだ。 というのも、これほど並…

今日の夢

温泉かなにかからの帰り。体育館のような通路を通り、建物のなかに入る。ひどくゆるやかにかけられたハシゴがあり、四つん這いになって上ってゆく。すこし上った先にあるその終端はさほど高くない建物の天井に設けられた窓に繋がっており、わたしはその天窓…

回転寿司

久しぶりに回転寿司へ行ったら、パネル注文するスタイルになっていた。だだっ広いフロアのチェーン店によくあるような、板場が客席から見えないところにあるスタイル(つまり板前と顔を合わせないスタイル)ではおなじみだけど、板前と顔を合わせる形の店で…

初夢

2017年の初夢は、往年のやくざを思わせる紫色のスーツを着込んだ円楽師匠が車の下からこちらに銃を向けていて、それに気がついたわたしは空中高く飛び上がってかの師匠を頭上から突き倒しマウントをとる、という夢だった。 初夢はその1年の吉凶を表すと言わ…

新年早々パソコン壊滅す

新年早々にメイン用のパソコンが壊れた。以前のパソコンは8年使った挙句に電源が故障、自前で修理できなくはないが買い替えたほうがよかろうということで今のパソコンを買った。スペックはそれほどでもないが、ちょっとした3D遊びやら音楽づくりをやるには十…