2024-01-01から1年間の記事一覧
侍タイムスリッパー 11月4日、TOHOシネマズ 日比谷で「侍タイムスリッパー」を観た。自主製作映画として池袋シネマ・ロサで上映され、そこから話題になって全国200館以上で上映されたという。長州藩の武士と果たし合いを繰り広げていた会津藩の武士が、突…
例えば、私はいまサンマルクカフェに居る。入り口には代名詞とも言えるチョコ入りのクロワッサンがあり、ホワイトチョコの何とかだとか、ずらりとその他のパンが並んでいる。これらのパンはこの店の店長が奥さんと喧嘩したときの腹いせに殴りつけながら焼き…
結論から言えと言われる昨今なので結論から言うと、高いものがいいものだとは限らないということだ。とくに、サービスやコト消費のような無形のものではその特徴がはっきり現れる。当たり前の話なのだが、つくづくそう思う話があった。 先日、ある高級なレス…
期日前投票 土曜日に期日前投票に行ってきた。この日記で政治的な主張をするつもりはないのだが、個別の論点は別にして、選挙というもの自体には素朴に感じるところはあった。 第一に、自分の選挙区の候補者についてしっかり比較するのは、意外と大変だとい…
10/3 日比谷シャンテで映画「関心領域 (The Zone of Interest)」を見た。アウシュヴィッツの隣で裕福な生活を営むルドルフ・ヘス一家の様子だけを描きながら、塀の向こうの収容所(さらにはナチ体制の狂気)を見事に想像させる映画になっている。 想像させる…
西村賢太「雨滴は続く」を読了。人生の全てを小説に注ぎ込まなければ嘘である、との宣言通りの小説 (9/15) コレド室町のきれいな街に犬の糞が落ちていた。もしかして飼い主の糞ではないか? (9/17) ある番組のアナウンサーのグルメリポート、リアクションが…
日比谷シャンテで映画「SONG OF EARTH」を観た。はじめて知ったのだが、日比谷シャンテは少し他館とは違う作品を上映してくれているらしい。このあいだの「ボレロ」もあまり上映館が無かったなと思う。 もともとこの映画を選んだ理由は二つあって、一つは疲…
ああっ! よくある誤植、「美しく青木ドナウ」よ! どうも、青木ドナウです (9/2) 朝、Youtube視聴、メルカリで本を出品。昼、渋谷のライオンで音楽を聴く。神宮前のSPAGOにて夕飯を済ませ、夜、卓球。わざわざ日記に起こすほどでもない、そこそこに充実した…
はじめに 「ボレロ」を見に行ったときの話なのだけど、空席だらけなのに、両隣に中年男性がやってきた。シアターは空席だらけだったから、私は「隣に誰かが来ることはないだろう」と決めつけて、普段買いもしないポップコーンを頬張りながらくつろぎまくって…
よく「伏線が回収されていて素晴らしい!」なんて感想を見かけるけど、私には無駄がなさ過ぎるように感じられる。全てに意味があり過ぎる。推理小説でパズルの最後のピースが嵌まるときのような快感は分かるけれど、そんなに何でもかでも、ファンタジーやら…
どうでもよすぎる日常から。 石破茂さんの「保守政治家」を読む。安倍さんの記述を読むと、まさにグリフィンドール。強力なリーダーシップと、味方に対する手厚いケア(人情!)。その反面、味方を結束させるための「敵」には容赦がない (8/29) コンセントがあ…
クー・ジャイン:ダーリンはネトウヨ 韓国人留学生による日記。自分の先入観を極力排しても彼はネトウヨだと思うのだけど、それでも本書は日本人が無意識的に持っている自文化中心主義を分かりやすく鮮やかに描き出している。「日本語上手ですね!(外国人に…
テレビのニュースで、男性アナウンサーがさも深刻そうに「我が社が独自に入手した映像である」と言って、高齢者が高速道路を逆走する映像を流していた。私は全く別のところが気になった。というのも、それは視聴者から投稿された映像だったからだ。視聴者映…
8月14日(水) 17時に仕事が終わって、ふと、気になっていた映画「ボレロ 永遠の旋律」が見れないかと思って調べたら、ちょうどチケットが安い日だった。何たる幸運、「映画館へ行くしかない!」と思った。 この作品をみたかった理由はただ一つで、ラヴェル…
東京の地下鉄にまだ残る冷水器 「冷たい水、無料で飲めます!」東京の地下鉄にまだ残る冷水器 メトロは全廃したのにナゼ?(乗りものニュース) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/d4210fc1b54876abc124b8fe7aba4f9fcae00654 言われてみれば、…
最近読んだ本から。 律令国家と隋唐文明 律令国家の受容と成立を国際関係とともにダイナミックに描き出している。国号「日本」や君主号「天皇」といった、こんにちの日本の基礎がはじめて築かれた。それは、中国や朝鮮との対外的な緊張関係による要請が大き…
最近、自分のスタイルを確立しつつあるというか、いろいろな失敗を体験して、一通り分かってきたかな、と感じている。今回は靴底の話だ。 ……………… 先日靴のヒールを交換しようと思ったら、ソール自体が摩耗していたので、交換してもらうことにした。ヒールだ…
何の前触れもなく、Youtubeのおすすめ欄に「TRAMCITY HAKODATE」というゲームの動画が流れてきた。これは函館市電を再現した運転シミュレーターゲームで、かつて「電車でGO! 旅情編*1」をやった記憶が蘇ってきた。あれも函館市電があったけれど、まあ駅数…
我ながら面倒くさい奴だと思うのだけど、ある喫茶チェーン店で「おいしいコーヒー」という言葉を見かけたとき、私は少し引っかかってしまった。たしかに、ありふれた表現なのだけど、「おいしい」という主観的な表現が客観的な形で用いられていることが、何…
リストについて まず、放送前の紹介一覧から気になる作品を片っ端から記録 一話を視聴後、視聴アニメをリストに残す 途中で視聴をやめた作品は削除。ただし、いずれ観るかもしれない作品は取り消し線で残す 次:2025視聴アニメ - もの知らず日記 前:2…
小説はあまり読まないのだけど、読んでみたら面白い面白い。亡き家族や友人を蘇らせる(幽霊も含めて対話可能という意味で)物語自体は数えきれないほどあるけれど、この本が面白いのは、AI、高齢化、自由死、格差社会、移民問題、フレーミングといった現…
翻訳された本は訳者との相性がある気がする(あくまでも文章の相性である!)。自分の理解力の無さを考慮しても、それでもスッと入ってくるときもあるし、まったく入ってこないときもある。 具体例を挙げてしまうと、サキの短編などは岩波のはスッと入ってき…
2023年、「スーパーマリオブラザーズ(以下、マリオ)」の"あのテーマ"に切り込んでくれる本がようやく現れた。マリオの"あのテーマ"だけで一冊の本にしてしまうのだから、贅沢というしかない。 著者のシャルトマンは、マリオがゲームに革命を起こしたと…
オペラシティで「The Real Chopin × 18世紀オーケストラ」を聴く(プログラムは最下部に記す)。出演は川口成彦さん、トマシュ・リッテルさん、ユリアンナ・アヴデーエワさん。 メインはプレイエルによるショパン作品の演奏。それも、作品13, 14が演奏される…
「昔はこんな事件はなかった」と祖母が言うとき、私はそのバイアスの根深さに頭を抱えてしまう。戦後以来、本当に「こんな事件はなかった」のか? 1980年代、小学生の子どもらが、徒党を組んで、数カ月にわたって一人の老人をよってたかって暴行し続け、月々…
昔々、もう数十年も昔……。父が墓仕舞いのために数十年ぶりに郷里に戻ったことがあった。そのときに父が買ってきたのが、冷凍のとんこつラーメンだった。こう書くと、父の郷里の場所もほとんど分かってしまうのだが。 子どもだった私には、父が遥か彼方の地か…
2/20 ミューザ川崎で「ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル」を聴く。マズルカがメインで、最後に変ロ短調のソナタ2番。ショパンの作品の中で、マズルカほど演奏者によって違いの生じるジャンルは無いと思う。アクセントはもちろんのこと、テンポ自体…
2/9 池袋の芸術劇場で東フィル(指揮:出口台地さん、Vl:前田妃奈さん)によるチャイコフスキー作品。エフゲニー・オネーギンのポロネーズ、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番。アンコールはソリストによるタイスの瞑想曲、弦楽セレナーデのワルツ。 やはり…
寿司屋で「おあいそ」と言う人は未だに居るけれど、上島珈琲店で「ラージ三糖ワン」と注文する人は居ない。このことから、寿司屋で用語を使うことと、上島珈琲店で用語を使うことは何かが違う、ということを想像することが出来る。 普通、上島珈琲店にあまり…
朝から年に一度の病院受診のため、7時45分に自宅を出発、11時30分に終了。検査内容は、採血、レントゲン、心エコー、心電図。右脚ブロックがありブルガダ等と区別するために心電図を撮り直す。結果問題なく経過観察で良いとのこと。受診は来年。会計…