もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

2016-01-01から1年間の記事一覧

ものを知らない:図書館の選書基準を知らない

日本書籍出版協会が、全国の公共図書館2600館にベストセラー本の購入を控えるように申し入れた、という記事が2016年11月23日付の読売新聞にあった。 それまで、図書館はどうやって本を選んでいるのか、選ぶべきなのか、という素朴な疑問がときどき頭に浮かぶ…

今日の夢

(読みづらくはなるものの小見出しで分けないようにした。夢は連続してみるものなので、小分けにしないほうが夢らしいなと思ったのです) 2016年12月29日(木) 直角になった曲がり角を曲がる。軽自動車が2台通れるかというほどの道路。街路樹が生い茂り、…

風雨

ぬるい風と言うと、淀んでいてまとわりつくような風を想像してしたくなるけど、今夜は湿気を含んだぬるい風が叩きつけてくる。暴力的だけど生暖かくて、どこか優しいようにも感じられる。が、叩きつける風に乗って、雨も叩きつけてくる。雨は「傘なんて役に…

ケチと倹約

わたしにも「嫌い」というものがある。ただ、この「嫌い」というのはわたしが気に入らないというだけであって、だれかを否定しようというわけではないし、そこに共感を求めたいわけでもない。ただ自分がなぜ嫌いなのか、なるべく他人にも理解可能な言葉にし…

「店主のお詫び」

誠に勝手ながら、アフリカの恵まれない子供たちのためにみなさまから頂きました募金154万8843円は、店主の「森のくまちゃん」CD制作に全額使わせて頂きました。ご了承ください。

今日の夢

2016年12月8日 鯛焼き屋、新事業始める 清澄の商店街。鯛焼き屋がシャッターを閉めていて、同じ店主がとなりに別の小さな店を出している。店主と話すと、経営が厳しいので新しく小さな店を出したのだと言う。さらに斜向かいの別の建物に案内される。学校の調…

貧乏人

500円あれば心が踊りだし、1000円あれば胸に火が宿る。5000円あれば無敵になって、10000円あればどんなことでも出来る。……ような気がしてくる。わたしはそんな貧乏人。

大病院

大病院ほど子どもの冒険心をくすぐる場所というのもなかなか無い。もちろんそれは、僕自身にとって大病院という場所が非日常的な場所だったということ、つまり大病院にお世話になるようなことのない鼻たれ小僧だったということだ。病院へかかると言えば、風…

番人

わたしがなぜ外へ出ないのかって?虫がこわいからだよ。――彼は死ぬまで自室を出なかったという。

冷たい風

どうしてだろう窓を開けっ放しにしていると冷たい風が入り込んでくるんだこの寒さが過ぎますようにとぼくは願い続ける一人トイレで 願い続ける

書店の本棚を叩く男

大きな本屋の4階で歴史の本を探していたら、ものすごい物音がした。 何ごとかと音の出所をうかがうと、本棚を叩いている音らしい。力いっぱい本棚の側面を叩く音。 これは危ない人だ。後回しにして移動しようと思ってこっそり逃げ出したところ、なんとドンッ…

今日の夢

偏執記 いろいろ書きたいことはあるけど、どれも愚痴のようで、しかも自分という人間に関する情報をぼやかして書くとひどくあいまいな話になってしまうから、書きようがないなと思っていた。けれどこれは日記、もともと自分向けに書いて、自分でブーメランを…

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」 わたしごときがブロガーを名乗ってよいものかと1時間迷った挙句、このブログの意味を確認することも出来そうだし、面白そうだと思った(わたしにはこれがもっとも重要)ので…

今日の夢

2016年11月5日(土) すっかりおざなりになっていたけど、うろ覚えが多く、まとめるほどの夢が少ないため。 小児科医 雨のアパート。建物や木々を見下ろす。白く塗られた鉄階段を上り、真新しい建物に入る。 建物のなかには灰色のじゅうたん、胸ほどの高さの…

乞食の老婆

グリム童話に「乞食の老婆」と言うお話があります。ある若者が、外で寒そうにしている乞食の老婆を見て、「暖炉で暖まりなよ」と招き入れる。ところが老婆は暖炉に近づきすぎるあまり、その上着に火がついてしまう。老婆はそれに気がつかないまま暖まり続け…

おでん

「おでんいかがでしょうか、おでんを300個売らないと帰れないんです!」 「ほ?」 まぬけな声を挙げてしまった恥じらいのなかで、「ははぁん、そうきましたか」と得心していた。売らないと帰れない。つまり「あなたは買うと言う選択をすることでわたしを助け…

首をはねろ!

この本を図書館で見つけてピンときました。まず「首をはねろ!」という衝撃的なタイトルで驚き、メルヘンと暴力という意外な副題に興味をそそられました。そうして読んでみると、メルヘンの暴力からいつになっても変わることのない人間のさがを解き明かして…

オンラインゲームで知らない人と協力する難しさ

最近、ゲームで他人との協力関係を築く楽しさや難しさを感じています。言葉を介さないプレイのみによる信頼関係が成り立ったときの楽しさは大きいし、それが成り立たないとガッカリもします。そもそもあんたは弱小プレイヤー、そんなにマジメ腐って考えても…

本が好き

「本が好き」という書評コミュニティに登録してみました。読書関係のこういったサービスでは「ブクログ」にも登録していましたが、ブクログはどちらかというと短く分かりやすい感想が多く、読んだ感想をしっかり書いておきたかった自分にはちょっと場違いな…

今日の夢

2016年10月9日(日) うろ覚え 再会 自宅にある自分の部屋と認識している(実際とはまったく違う)。曇り空の明かりが入り込む薄暗い部屋。部屋に入って右側の奥にベッドがあり、左側にクローゼット、右側手前(入り口からは死角になる)に本棚がある。友だ…

健康食品のCM

健康食品のCMはツッコミどころが多いと思う。「個人の感想です」とか「いまなら半額です」とか「30分間だけオペレーターを増員してお待ちしております」とか、「掃除機をお買い上げの方に、いまなら膝サポーターがついてきます」とか、気になるポイントがい…

いきなり顔を表示して恐がらせる手法

久しぶりに、いきなり顔が現れるというドッキリを見た。話題になっている宣伝のアレである。 内容としては、物語で引き込んでおいて、最後の最後で効果音(たいてい大音量だ)とともに顔がワッと現れるというもの。てっとり早くドッキリさせる方法としてはす…

必笑小咄のテクニック

小咄の分析に隠された社会への警鐘――笑えるのにハッとさせられる本 米原万里さんの書評を読むと、こういう読み方がしたいなと思わずにはいられません。小説から政治的なノンフィクションまで、ジャンルを問わずこんなに本を楽しんでいる人がおられたとは。楽…

とって

家族には「とって」と言えば済む友人なら「ちょっとしょうゆとって」と言えば済むあの人には「上半身を右に65度転回し、4本の柱に支えられた茶色い台の上にある白い円盤形の陶器の右隣にある黒色の液体が入ったガラス製の容器を把持し、そこから上半身を戻し…

読書の時間

小学校のころに、読書の時間というのがあった。読書の成果を記録する紙が配られ、そこに本のタイトルやページ数を書きこんでゆく。読書ページ数は張り出されるかなにかで公表され、多くのページ数を読むと先生に褒めてもらえた。いま思えば、学校は「本を読…

読書嫌いに薦めたい本

読書嫌い プレゼントしたい本――わたしと同じ読書嫌いの人にプレゼントするとしたらどんな本だろうか、と考えたことがある。「わたしと同じ読書嫌い」というのは、「趣味は読書です」と言われたときに、どこかで劣等感というか嫉妬心というか、後ろめたいもの…

さ入れ言葉

「では、読ませて頂きます」「おい、その日本語は違うんじゃないか」「読まさせて頂きます」「そうじゃない」「読まささささささささささささせて頂きます」

答弁

日本語を世界共通語にするための第一段階としましてですね、海外の方々のほうから日本語は分かりにくいというご意見も頂いておりまして、文法上の問題もあるわけでございますが、まずは、第一段階としてですね、協議会の方でも討議を重ねまして、すべての漢…

今日の夢

2016年9月9日 脱出ゲーム 地下壕――あたりを選ぶ レンガ造りの暗い部屋。カタコンベ(地下墓地)や大きな防空壕を思わせる。ワイヤーが何本かあり、滑車がついてぶら下がれるようになっている(公園にたまにあるが、ターザンロープというらしい)。ワイヤーの…

今日の夢

2016年9月8日 観劇1 劇を見ている。後ろの座席には小学校時代の同級生で自由奔放なI君(少々その度が過ぎるが)が居り、上演中にもかかわらず歌を歌っている。すると突然、舞台上でニコニコしていた市村正親氏が客席にやってきて、舞台中にとどろくような大…