2014-01-01から1年間の記事一覧
今年も残り1時間を切りました。最近はなかなか更新・読書の時間がとれていませんでしたが、2月ごろには更新を再開します。今年は、昨年以上に自分向けの下らないメモを書いていました。読んだ本を思い出すと、色々なジャンルを行き当たりばったりで読んだな…
ボツ三昧の日々でしたが、久しぶりに自作品をつくってみました。若干リバーブを効かせただけなので、聴きづらいかもしれません(^^;)12月22日に、音楽をつくる人たちが集まるサイト「クレオフーガ」が全面リニューアルされたので、今回クレオフーガのプ…
ロールタイプのブックコートフィルムの価格についてのメモです。ブックフィルムとも呼ばれますが、これは本を保護するために表紙に貼るフィルムで、図書館でよくみかけます。なんといってもブックフィルムの魅力は、透明なのでどの本かすぐに判別できること…
カフェでおこなわれていた文学的な交流の一例として、「グリーンシュタイドル」のお話を少しだけメモしたいと思います。このカフェは1847年に生まれましたが、ウィーンが「大都会になるため」として1897年に取り壊されてしまったそうです。グリーンシュタイ…
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10/23 : 村上道夫ら「基準値のからくり」◆知らないところで人びとの生活を支えている「基準値」。近年の報道をはじめ、それは安全性を科学的に保証する値だと考えられてきました。ところが実際には、それは基準値のひとつの側面でしかないようです。基準を決…
新宿御苑でバラが咲いていました。載せてみます。 photos.app.goo.gl
合唱曲「青葉の歌」をニコニコ動画に投稿してみました。無料の素晴らしい音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio FREE(さとうささら)」と、ニコニコ動画で、コメントでご紹介いただいたVocalShifterを使ってみました。いわゆるボーカロイドですね(正確に…
10/09 : 繁桝江里「ダメ出しの力」 ダメ出しをする側もされる側も、できるだけネガティブな感情を排除したいものです。「ダメ出し」マイナス「ネガティブ感情」イコール「イイ効果」という式が成立することを目指してください。そのためには、とにかく時間を…
10/05 : 秋山徳蔵「味」 ところが、ほんとうに良人を愛している女房は、たとえ料理は下手でも、どうしたらおいしく食べて頂こうか、これでは食べにくいからこうしておこう、汁が浸み出して手でも汚してはいけないから、紙を一枚入れておこう――そういった深い…
09/30 : G. K. チェスタトン「ブラウン神父の無心」ジョン・ターンブル・アンガスは店のお嬢さんのところへ戻ったが、このあつかましい青年は、彼女と何とか楽しくやって行くだろう。しかし、ブラウン神父は星空の下で、雪の降り積もった丘を殺人犯と一緒に…
09/16 : 岡田尊司「脳内汚染からの脱出」 依存症とは、それほど自分の力ではどうにもならないものなのである。せっぱ詰まった覚醒剤中毒患者が、自ら警察に駆け込むということも少なくない。自分を逮捕して貰うことでしか、自分を止められないと知っているか…
08/31 : 時雨沢恵一「お茶が運ばれてくるまでに」あなたはイスに座って、ウェイターが注文を取りにきました。あなたは一番好きなお茶を頼んで、そして、この本を開きました。お茶が運ばれてくるまでの、本のひととき――◆淡く優しい水彩の挿絵とともに語られる…
この手のメモが増えるということは悩みが増えているということで、あまり嬉しくないことです。問題:ワード2007(おそらく他のバージョンでも)で、文書中の章や節といった区切りを表すアウトラインの数字が潰れるという致命的な問題。具体的にいえば、「①」…
問題:ぼくの環境では、Soundfontなどの音源を使うためにVSTHostを使っているのですが、MIDIからVSTHostで音を出すためには、この2つを繋げる仮想ケーブルが必要です。そこで、この仮想ケーブルの起動とVSTHostの起動をおこなうバッチファイルを用意したので…
7月31日 : 津田敏秀「医学的根拠とは何か」 人間を対象とする統計学を用いた研究を知らない多くの直感派の医師や医学研究者は、多いことや少ないことや発生するとかしないとかは、形容詞や副詞的表現でどうにでもごまかせると考えている。メカニズム派の影響…
07/23 : ケン・アルバーラ「パンケーキの歴史物語」◆パンケーキとはなんだろうか。さらにいえば、パンケーキの本質はどこにあるのだろうか。小麦粉を使うことだろうか、膨張剤を使うことだろうか、甘味があることだろうか、あるいは平らな鉄板で焼くことだろ…
07/07 : 阿部謹也「刑吏の社会史」◆共同体の傷を修復するための儀式としての「処刑」をおこなう「刑吏」が、長い時間をへて、共同体から排除(市民権を認めない)されるほどに忌避されるようになったのはなぜか。つまり、神の使途として現れた刑吏が、どのよ…
英雄ポロネーズ (0) の試作版から、間違いを修正した英雄ポロネーズ (1) を公開し、今回バージョン2となります(全般的によくなったため、旧バージョンは削除)。強すぎず、しかし、堂々と!そしておまけに、英雄ポロネーズ (3)をつくってしまいました。何度…
いざ再登録するときに困らないように、φ(..)メモメモです。Word2010のショートカットキーを登録します。ショートカットキーの登録[ ファイル ] タブ > [ オプション ] > [ リボンのユーザー設定 ]を開いたら、ずらっとアイコンの並んだ画面の下にあるショ…
おいしいコーヒーは、夜のように黒く、地獄のように熱く、恋のように甘い――ミハイル・A・バクーニン (1714-1876)さかのぼると、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、恋のように甘い――タレーラン・ペリゴール (1754-1838)さかのぼると…
05/29 : 木内昇 「茗荷谷の猫」 ――緒方の言う通りにしてみようか。分枝は、そう思った。また、内側に立ってみるのだ。「物語」には別段、嘘偽りはないのだから。信じられないけれど、現実にそれは起こったのだ (本書より「茗荷谷の猫」, p. 93)。◆短編集なの…
じゃんけん――電車内にて 混雑する車内。駅に着くと、3人の女子大生が素早く空席の前にやってきた。目の前にある空席は二人分しかない。そこで彼女たちはこの座席をめぐってじゃんけんを始めた。 それをみていた老人が「つぎで降りるから」と席を譲った。そう…
05/19:ハワード・シュルツ「スターバックス再生物語 つながりを育む経営」◆スターバックスの実質的な(実際には違うけれども)創業者といってもよい著者が語るスターバックスの歴史。経済危機、営利主義によって、スターバックスの本質が失われようとして…
05/16:モリエール「いやいやながら医者にされ」レアンドル [...] 実は、さっき手紙を受け取ったんですが、それによると、伯父さんが死んで、ぼくはその財産をそっくり相続することになりました。ジェロント あなたはほんとに立派なかただ。娘は喜んであなた…
04/21 : アンニョリ「知の広場」◆勉強をする人たちのお堅い場所だと思われがちな図書館。それをすべての人びとに開放し、居心地の良い場所にしようという著者の試み。図書館の文化的な価値を見つめ直し、図書館の未来を切り開くための具体的な設計をしっかり…
03月31日:コレット「牝猫」 もう彼女は計画を立てている、もう陰謀の意図をはりめぐらせ、架け橋をつくっている、もうなにかをひろいあげ、つくろって、仕立てなおそうとしてるんだ……まったくたまったもんじゃない。母さんは彼女のこういうところを高く買っ…
03月26日:小林節「白熱講義!日本国憲法改正」 したがって、私たち国民は、国家(権力者)が国民のためにきちんとサービスを提供し、権力を笠に暴走していないか、常に国家を管理する必要がある。それができるのは唯一「主権者・国民」だけである。そして国…
03月22日:梅棹忠夫「知的生産の技術」 知的生産のための空間の機能を分化させるということは、つまり、知的生産の作業のなかに、いくつかのちがった系列のものが存在することを確認する、ということなのである。うっかりすると、事務的な処理に時間とエネル…
ここ最近、いくつか打ち込んでみました。まずはショパンの遺作、「夜想曲 (Lento con gran espressione)」このタイトルは楽譜の速度指示で「ゆったりと、表情豊かに」という意味ですが、例にもれずこの曲にもタイトルがないので、この指示が通称として定着し…