もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

地元のパン屋もAI化?

 パン屋で画像認識によってレジ打ちを簡略化するシステムが導入されていて、ハイテクだなあと思って感嘆したのだけど、私が頼んだパンはことごとく誤認識され、店員のおばさんが新たなレジシステムに翻弄されながら全て打ち直していたのだった。

 それから何度か通っているのだけど、きちんと一発で認識したケースを見たことがない。システム上本来は一度に複数のパンを認識出来るので、きちんと機能すれば店員も大いに助かるはずだ。けれど現実は悲しい哉、一つも正しくないのだから無意味どころか邪魔でしかない。店員に「このレジは使いやすいか」と聞いても苦笑いしている。はじめは戸惑っていた店員のおばさんも徐々にこの誤認識システムに適応して、手入力モードに切り替える時間が短縮されてゆくのが何だか面白かった。

 この田舎にAI化の波が及ぶには、もう少し時間がかかるようだ。