もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

役所レストラン「旧態依然」

<店員> 注文申請書をご提出ください <客> あの、これってセットできますか? <店員> 個別の事例についてはお答えしかねます。すべてを把握しているわけではございませんので <客> 確認してみてくださいよ <店員> 今後しっかりと調査をしてご報告さ…

打ち込み日記――子どもの楽しみ

僕はクラシック音楽が好きだ。聴くのも好きだけど、コンピュータで再現することも好きだ。日ごろから、演奏を聴いたり楽譜を見るたびに、こう弾いたらどうか、ああ弾いたらどうか、と考えている。ちょうど、子どもが先生に向かって算数の問題の答えを嬉々と…

パウゼヴァング『片手の郵便配達人』

グードルン・パウゼヴァングの『片手の郵便配達人』を読んでみた。 第二次世界大戦の終戦近い1944年8月から物語は始まる。かつて生粋の愛国少年だったヨハンは戦地で左手を失い、17歳になった今は故郷のヴォルフェンタン地方で郵便配達人として村々を巡り歩…

今日の夢

失念につき途中からメモ。 父の運転で幹線道路を走っている。時間帯は夜。なにかの打ち上げで、食事に行こうという話をしている。 建物に着く。平べったい箱のような、2階建ての建物。脇にある通路から2階へ上る(手すりは白色、じゅうたんは灰色だった)と…

今日の夢

メモ。 巨大な水槽のなか、太刀魚が縦になって泳いでいる映像。 夜、神社の境内。祭りが行なわれており、広々とした境内に屋台が並ぶ。社務所も立派な屋根の大きなもの。太刀魚を素手で捕まえ、さばく。委細失念。 自宅のトイレ、便器に座っている。便器から…

焼肉消防車

解説 焼肉屋で火がつけられると、それを消して回ることで、火災の危険を未然に防ぐ。 食べようとするとたちまち火が消されてしまうので、誰も焼肉を食べることが出来ない。 メモ 焼肉屋でよく「では、火をつけますね」と言うけど、指示するものを変えたらこ…

今日の夢

江の島 江の島、海が見える食堂にいる。その景観から人気を博しており、平日というのも関係なく繁盛している。黒系の床に明るい茶色のテーブルとイスが映える。女性の友人と海鮮丼を食べていると、隣の座席に親子連れがやってくる。つばの大きな帽子(白・ま…

今日の夢

目が覚めてから時間が経ってしまった。かなりうろ覚え。 ファミレスに入る。店内は広く、小学校の体育館ほどある。客は誰もいない。なぜか座席はお座敷で、左方に同級生がいる。彼らは私を見て「あいつは一人だ」という。気にせず彼らから離れた座席に座り、…

待ちわびていた光景

長年手つかずの空き地があった。もともとそこは畑で、いも類を育てていたと思う。さらに春には梅が咲き、夏にはひまわりと、季節の楽しみを教えてくれる存在でもあった。僕が小さいころには白いトラックで乗り入れて畑の手入れをする老夫婦と息子らしき中年…

パーネ・アモーレ

田丸公美子さんの『パーネ・アモーレ』を読んでみた。きっかけはおそらく少なからぬ人たちと同じ、米原万里さんの『打ちのめされるようなすごい本』でこの本が取り上げられていたからだ。その紹介によれば、この本の筆者はほかに並ぶ人のいないイタリア語通…

桶屋話法

片方には物事を十分に説明しない語り手がいて、もう片方には少しでも曖昧な指示があると自分で判断することのできない聞き手がいるものとする。 説明不足の語り手 まず、この語り手の話法をつき進めて、桶屋話法とでもいうべきものを考えてみた。大げさに表…