2014-01-01から1年間の記事一覧
ネットがあるから多様な意見を知ることになった、という主張は嘘である。特に、自らフォローしたい相手を選べるツイッターは、心地よい情報だけを入れることが可能になった。だからそうして、彼らは、マスコミの偏向報道の歴史や、在日韓国人にまつわる噂や…
リスボンの人々は、ためらいもなく直ちに私の足元にひれ伏した。マルケス夫人は泣きながら私を「わが心の子」と呼ぶのだった。新聞は伝統的には神に属するはずの形容詞をいろいろと私の名前の前につけるのだった。かくして私は「全能」になったり「全知」に…
つまり人間はひとりひとり、このような状況にあってもなお、収容所に入れられた自分がどのような精神的存在になるかについて、なんらかの決断を下せるのだ。典型的な「被収容者」になるか、あるいは収容所にいてもなお人間として踏みとどまり、おのれの尊厳…
「自分でまいた種だぞ、このクソピアニスト」。 先日日記で書いた映画「海の上のピアニスト」から"Enduring Moviment"を打ち込んでみました。耳コピ+適当に音をつけた部分がほとんどです。映画では主人公が一人で弾いたということになっていますが、実際には…
なんともお粗末なもので、音に何か所か間違いがありました。 再投稿のついでに、強弱緩急、ペダリングをすこし変更してみました。 自分で打ち込む際にはだれかの演奏を参照するということはしないのですが、ぼくがいいなあと思っている演奏(素人レベルで、…
幻想ポロネーズはいろいろ気に入らずに削除しました。よくあることですが、最初は「ぼくの最高傑作だ!」と調子に乗っていても、ある時から拙作の出来がとてもひどいことを痛感させられる時期が訪れるものです。 さて、英雄ポロネーズ(Op. 53) は一応の完成…
パガニーニの主題による超絶技巧練習曲の第3番を作り直してみました。有名な「ラ・カンパネラ」の前の編曲ですね。ピアニストの方からすれば、「ラ・カンパネラ」もふざけるなというレベルなのではないかと思いますが、この超絶技巧のほうはそれ以上に「演奏…
「海の上のピアニスト(THE LEGEND OF 1900)」から「The Crisis」「海の上のピアニスト」、ぼくは小説の方をよみました。映画をみない、小説も読まない、文化的教養にとぼしい僕の印象に残っている物語の一つです。ストーリーも考えるところがあるし、音楽も…