もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

2020-01-01から1年間の記事一覧

散髪

散髪の記憶。私にとって散髪の記憶は、家と、床屋と、ほんの少しの美容室で出来ている。私が今までに美容室に行った回数は記憶にある限りでは2回であり、床屋のほうは数知れない。女性をはじめ、まったく逆だという人もいるだろう。 家 最初は家で母に切っ…

今日の夢

車に乗っている。カーブの続くトンネル道を進んでいるが、ドライバーの女性は普段乗っている車との違いに慣れず、壁にこすったところ火がついてしまう。後ろにいたプロドライバーの友人が車を止めて「あーあ、気をつけなきゃ」と言った。気がつくと、火は消…

とるに足らない記憶。自転車で転んだこと

小さい頃の記憶。普通ならば強く記憶に残る出来事にはそれなりの理由があるものだ。好きだった幼稚園の先生の背中にしがみついたことであったり、父親に引っぱたかれて母の胸に逃げ込んだことであったり、たいていは強い感情とともに刻まれた記憶であり、細…

たい焼き

たい焼き屋の焼け焦げた暖簾。がらがらがらと今や懐かしくなった音を立てる引き戸を開けて、美味しそうな焦げた匂いのなかに飛び込む。すぐ左手には焼き場があって、あのゴトゴトという音がたえず聞こえてくる。焼き場を見ると、キャップを深くかぶった、お…

「ランウェイで笑って」

2020年冬期は心身ともに余裕もなく、ぼんやり楽しめる軽い作品が中心になった。グッと来たのは「ランウェイで笑って」。低身長という致命的なハンデ*1を抱えながらパリコレモデルを志す女の子と、ファッションデザイナーを目指す男の子の話。 最初、一話を見…

F. Liszt. - Capriccio alla turca sur des motifs de Beethoven, S.388

リストの「ベートーヴェンの『アテネの廃墟』のモチーフによるトルコ風カプリッチョ (S. 388)」を打ち込みました。ベートーヴェンの「トルコ行進曲」のメロディが、リストの手によって大胆にアレンジされています。中間部は『アテネの廃墟』第3曲の回教僧の…

買い溜めについて思うこと

記事を読んだ、というただのメモ。 マスクやトイレットペーパーの買い溜め*1に対して、「一部の人間がデマに踊らされて買い占めをした」というような解釈をする大人が私の周囲にいる。端的に言えば、買い溜めをするのは奴らがバカだからで、対策としては罰を…

M. Moszkowski - "2 Concert Etudes", Op. 48.

モシュコフスキの演奏会用練習曲(作品48)を打ち込みました。正確には、今回第2番を打ち込んだのだけど、第1番も書いていなかったので、ついでにまとめて載せておこうと思った次第です。 モシュコフスキといえば「花火」や「スペイン奇想曲」で広く知ら…

うるう日はトイレ紙の日

うるう年。うるう日。そんな日にトイレットペーパー騒ぎが起こっているとも知らず、帰り際に「こんな時勢だ、肉でも食ってパーッとやるか」と思ってスーパーに400gのステーキ肉を買いに行ったところでトイレットペーパーのところが空き地と化しているこ…

オルゴールを鳴らすまで(動画はない)

前回は説明書の一切ないところからオルゴールを組み立てるまでを書いたのだが、それから譜面を作ってみたので記録しておく。 ちなみに私が購入したのはこのムーブメント。中国製の30音(一応参考までに)。 30ノート DIY 電動 音楽ムーブメント 電気制御 創…

シート式オルゴールを組み立ててみた

シート式オルゴール(オルガニートとも)を工作してみた。30弁の電動タイプのオルゴールに、モーターのスピードコントローラーを装着しただけの工作ではあるのだけど、実際に動いた瞬間はさすがに興奮した。 シート式オルゴールというのは、譜面となる穴の開…

コーヒー

いつの間にかコーヒーが飲めるようになっていた。砂糖なしのコーヒー。他人からすれば「あっそ」という話に違いないけれども、これは私のなかでは革命に等しい出来事だった。つまり、それまで「私」だと思って疑わなかったものが、じつは違うなにかになって…

K先生

人にはいろいろな思いやりのかたちがある、ということが分かったのは、意外と最近のことかもしれない。 小学校のときに、Kという先生がいた。私が小学1年生のときに3年生の先生だったか、とにかく「上の学年の先生」として覚えていて、ほとんど関わること…

鼻うがいを始めてみたのでメモ

※個人的なメモです 頭重感(ずおもかん)対策の一環として、鼻うがいを始めてみた。どうも鼻の奥から重たい感じがしていたので、気持ち的に楽になるだろうと思ってやってみたところ、なかなかいい感じだった。0.9%の食塩を混ぜたぬるま湯を使ったところ、痛…

パーティーにやってきた酔っぱらい

うろ覚えなのだけど、ポピュリズムはパーティーにやってきた酔っぱらい客のようなものである、という旨の言葉を思い出す。ただそれを思い出したきっかけは、ポピュリズムの話ではなくてもっと低次元での出来事だ。 ここでいう「パーティーにやってきた酔っぱ…

「交通事故はなぜなくならないか」

いつも(というほど書いてないが)の誤読メモ。 自動車の交通事故について、リスク・ホメオスタシス理論 (Risk Homeostasis Theory : RHT) という考え方があるという。誇張して言えば、安全対策をしても、そのぶんだけ人びとは油断して危険な行動をとるから、…

銀座一蘭

元日、仕事帰りにラーメン店の一蘭に行った。おせちよりも雑煮よりも先にラーメンを食べることになった。銀座(といってもほとんど新橋だけど)の一蘭は、「一蘭銀座店」ではなく「銀座一蘭」と名乗っているらしい。 階段をぐるぐる回りながら下りて、店内に…