もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

今日の夢

 電車に乗っている。西武線。駅に着いてホームに出ると、そこは近郊の住宅地らしい。曲がりくねった道を歩いている。学生時代に受講していたK先生が居たので追うかたちで進む。エスカレーターを上り、ショッピングモールのプロムナードを歩く。やわらかな雨が降り出したところでK先生に追いつき、一言二言話す。さらに進んでいると、後ろから子どもに追い越される。わたしはその子どもを追いかけていった。

 浜辺に居る。人の3倍くらいの高さの、石で出来た台がある。見附の石垣を思わせる。石のすき間に手を入れ足をかけ、上ってゆく。頂上はどうだろうかと思ってようやく顔を出すと、ハトがずらりと並んでいる。「これはいい、こっそり撮影しなきゃ」と思って、石垣を上っている途中にもかかわらず、ポシェットをまさぐってカメラを用意する。さあ撮ろうと思ってカメラを構えるが、白いハトと灰色のハトだけしか居なかった。石垣に上がると、ハコフグのようなサメが居て、ロケット花火のように海に飛び出していった。そんなサメがいるのかと驚き、誰かに知らせようと思った。こわいと思いながらふたたび石垣に手をかけ足をかけながら降り、近くにいた誰かにサメのことを知らせた。

 そこから旅館に居て、なぜか修学旅行らしいことに気がつく。先生が「そろそろ小田原の宿に行く」というので、ほかの生徒はその宿を去っていった。わたしは何を思ってか宿に残った。廊下からはさきほどいた海辺が見える。廊下から広間らしき和室に入り、その向こうの障子を開けると、なぜか薄暗いカフェスペースになっていて、いろいろな客が談笑している。「学生がうるさいから仕切っていたのだろう」と思った。廊下に戻り進むと、奥まったところにもかかわらずフロントがあった(右へ行くと客室、左へ行くとホール、正面にはフロントとトイレ、手前は今いた廊下がある)。支配人らしき人物に尋ねると、やはり学生がくるあいだだけ仕切っていたらしい。なぜか支配人に滞在の許可を得て、旅館の中を案内してもらう。客室へ行こうとすると、先ほどいた廊下に巨大なゴキブリが居る。全長30cmほどか。客室を案内してもらいつつ、「ゴキブリはまずいのでは」などとやり取りする。支配人に「わたしもホテルに勤務した経験があるんですが、一部サービスを除いて、客室サービスは18時で終わりなのですが、ときには19時になることもありましたね」と言った。支配人は「ええ、まさに」と言っていた。