もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

今日の夢

 部屋のクローゼットでセミが鳴いている。蛾が飛んでいる。わたしはあわてて虫取り網を探すけれど、どこにもない。追い出せないと思ったわたしは、部屋のドアを閉めた。

 インターホンがなり、玄関へ向かう。脇の棚に貝殻のような模様をしたプラスチックのおもちゃがおいてある。いたずらかと思い閉めようとすると、ドアに足が挟まれ、小池都知事が顔を覗かせた。選挙で回っている候補者の応援をしているらしい。

 小池氏は、A3版のアンケート用紙を差し出して、「これにサインして」という。回答などがすべて書いてある。「まずいのでは?」と思い迷っていると、うしろから背の高い女性が顔を覗かせた。この藤色の変なドレスを着ているのが候補者本人らしい。「このあたりの会議所も行ってきたんですよ」と言うので「そうですか」と答えたが、内心では「普段来ないくせに」と思う。

 しかたがないのでサインをすると、彼女たちは立ち去っていった。去り際に「ちょっとおしり触らないでよー」という笑い声が聞こえる。なんとも子どもっぽいところもあるではないか、と思った。廊下には子どもの遊ぶ声が響き渡っていた。