もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

打ち込み日記 -  「海の上のピアニスト(THE LEGEND OF 1900)」から「Enduring Movement」

「自分でまいた種だぞ、このクソピアニスト」。

先日日記で書いた映画「海の上のピアニスト」から"Enduring Moviment"を打ち込んでみました。耳コピ+適当に音をつけた部分がほとんどです。映画では主人公が一人で弾いたということになっていますが、実際には二人でも難しいと思います。

映画中でも印象的な作品なのですが、日本版のサントラには収録されておらず、イタリア版のサントラにしかないという残念な曲です。演奏動画もほとんどありませんので、きちんと聴音できる人に弾いてほしいですねー><

* 物語 *
 主人公はアメリカとヨーロッパを行き来する豪華客船の上で生まれてから船を降りたことがない天才ピアニスト。あるとき、その伝説的な評判を耳にした名ジャズピアニスト(ジャズの祖らしい)が彼に勝負を挑みにやってきます。

主人公ははじめジャズピアニストの音楽を褒め称えるのですが、主人公を打ち負かそうとする技巧一辺倒な曲を聴いて激怒。そこで上のセリフとともにピアノへ向かって弾いたのがこの曲です。

彼はなぜ激怒したのでしょうか。その場で映画を見ただけでは「ニコニコしてたのになんかいきなりスイッチが入った」ぐらいにしか思えない場面です。ぼくの考えでは、純粋に音楽を楽しんでいた彼は音楽を聴いてはじめて自分が挑発されたことに気がついたのか、あるいは自分のなかにある音楽を侵された、冒涜されたと感じたのではないかと思います。とにかく、彼はこの勝負をきっかけにしてジャズを嫌悪してしまうのでした。