もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

M. Moszkowski - "2 Concert Etudes", Op. 48.

 モシュコフスキの演奏会用練習曲(作品48)を打ち込みました。正確には、今回第2番を打ち込んだのだけど、第1番も書いていなかったので、ついでにまとめて載せておこうと思った次第です。

 モシュコフスキといえば「花火」や「スペイン奇想曲」で広く知られている作曲家兼ピアニストだと思うのですが、そのなかには演奏される機会のほとんどない作品もあって、この作品48の練習曲もそうした作品の一つです。まだまだ発掘の余地があるかな……と勝手に感じています。全集はあるのでしょうが(調べていません^^;)。

 この作品48はYoutubeにもほとんど動画のない作品です。第1番はMIDI動画が一つだけ、第2番も初見視奏動画が一つだけ(2020年3月時点で)。という感じだったので、せめて音にしてみたい、と思って打ち込んでみました。以下、動画を並べておきます。

 というかこんなにかっこいい作品なのに! なぜ誰も弾いてくれないのか!(本音)

続きを読む

F. Chopin, Nocturne in C minor, Op. 48. No. 1.

 ショパンハ短調ノクターン(作品48-1)を打ち込んだ。おそらく、変ホ長調(作品9-2)、変ニ長調(作品27-2)と並んで人気が高いと思う。人気の高い作品で優れた演奏も多いだろうに、なぜわざわざ打ち込んだのか。それは、この曲が好きだから!

 この曲はショパンの魅力が詰まった作品の一つだと思う。一見分かりやすくて間口は広いのだけど、いざ取り組むととてつもなく難しい。感情的にも、おそらく技術的にも。

 以下、私の勝手な制作メモ。すべては思い込みで、根拠はない(笑)

続きを読む

Liszt, Thalberg, Pixis, Herz, Czerny, Chopin. "Hexameron"

 リストらによる「ヘクサメロン」を打ち込みました。ヘクサメロンとは「6つの詩」の意味で、創世記における天地創造の「六日」にちなむとのことで、この曲が作られる先年に亡くなったベッリーニの作品からテーマを引用し、それを当時大活躍していた6人のピアニストたち(作曲家でもあった)が変奏するという贅沢な作品です。話題性抜群、夢のコラボに違いありません。その6人とは、フランツ・リスト、ジギスモント・タールベルク、ペーター・ピクシス、アンリ・エルツ、カール・ツェルニーフレデリック・ショパンショパンとリストが好きな人にとっては唯一の共作なわけで、涙が出るほどうれしい作品なのではないかと思います(言い過ぎ?)。

続きを読む

N. Kapustin - 8 Concert Etudes Op. 40 No. 1. "Prelude"

 カプースチンの『8つの演奏会用練習曲』から「前奏曲」を打ち込みました(負荷上の問題から「続きを読む」でプレイヤー表示するようにしています)。以下、ただの感想です。

続きを読む

打ち込み日記「おやすみ(夜想曲)」

 また作ってしまった、自作品。

 以下、どうでもいい細かなお話。本来音楽を言葉で語るのは野暮としか言いようがありませんが、ここはわたしの日記なので平然と語ります。というか正直、周りに対して自作品を「音楽」とか「作品」とか言うのも恥ずかしいのですが……。(ここまでテンプレ文章!)

続きを読む