もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

新型コロナウイルスと私の生活

 新型コロナという脅威とともにあり続けた、そしてあり続けるであろう世界で、少なからぬストレスがあった。それはまさに、未知の脅威に直面した世の中の混沌が、様々なかたちで自分の生活に流れ込んでくる過程だったと言える。だから、この鬱憤を書こうと何度か思って、そのたびにこのブログとしては長すぎる字数の不満や問題意識を書き並べてきたのだけど、それらはなんだか的外れというか、シンプルさに欠けて読みにくいだけだなと感じたので公開しなかった。

 何を書きたいのか? よくよく考えれば、それは世の中の評価をすることではなくて、私にとってのコロナだろう。そうだ。私の考えはこれまでも、他人や世間ばかりを見て、私自身を見ていなかったのだ。「他人が、国が」と思っていても、自分の生活を守るという点に意識を向ければ、他人や政府を糾弾する前に、自分のことを見るべきだったのだ。それが緊急事態宣言下で自宅に引きこもっていてようやく得た教訓だった。こんな当たり前のことに気がつくのに、かれこれ1月ごろから4月までかかったことになる。

 言い訳をすれば、苛立ちの種は極めて多かったのだ。ぱっと思いつく例を挙げてみよう。外国人への差別。マスクの買い溜め。専門家会議が警鐘を鳴らした直後のお花見。平日の通勤を減らせず達成不十分だった8割削減。科学的な認識の難しさを踏み倒して「真実」を報じるマスメディアと、憶測を垂れ流すコメンテーターや「専門家」。それに追従する大衆(それにはこれまで付き合ってきた身近な人も少なからずいた)。不安に便乗した浅ましい商売。科学的根拠のない消毒方法を実践しようとする自治体や企業。嫌々ながら満員電車に乗り込む真面目な人びと。

 その後九州地方をはじめとする災害も重なり、世のなかの不条理な側面を嫌というほど見せつけられたし、ある種の失望感を覚えた。それで政府がどうとか、他人がどうとか思っていたし、たしかにそこには社会的な課題として改善する必要があることも間違いなくある。だが、そんなことを言うよりもまずは自分を守ることが大切なのだ。私が第一にできることは、自分の周囲に問題の原因と怒りの種を探すことではなく、自分が感染しないようにして、そのことによって他人を守ることなのだ。これを私のコロナ対策における出発点としてつねに念頭におかなければならないということを、自分への戒めとして書いておく。

 多くの人にとって当たり前すぎることかもしれないが、他人は変えられないと思うべきだ。社会にはさまざまな人がいて、コロナのことなど知らぬという人もいることを前提にしなければならない。許せない、何とかしろ、と思うかもしれないが、そうした人に出くわすアクシデントを想定しない理由にはならない。たとえば私は、電車でアゴマスクで平気で喋ってクシャミをしている二人組を見た。私は最初にアゴマスクを見た時点で遠くに逃げていた。「たかがアゴマスクを見ただけで逃げるなどおかしい、病的すぎる」と私を責める人もいると思うし私自身もそう思うが、私は電車はそれなりにリスクがある場所と認識していて、そこにアゴマスクでやってくる判断をする人間に警戒感を強めた。

 自分にとってのリスクを意識した行動という原点に立ち返る。

 通勤電車はなるべく時間を外す。時差のさらに時差。早朝あるいは9時半、10時(私の職場ではこういう融通が利く点はありがたい)。また、3密を徹底して避ける。帰宅時には手洗いうがいをしっかりやる。

 こうしたメリハリをつけて最適化することが必要だと考えてきた。最適化とは、なるべく快適さを損なわずに、最大限効果的に対策をするということである。

 「地道なことをしっかりやる」ことの大切さを噛み締めたい。ゼンメルヴァイスは、医療スタッフたちに正しい手洗いを徹底させることで、多くの妊婦を産褥熱から救ったのだ。多くの人が、地道に、確実に行動すれば、それは大きな力となるだろう。緊急事態宣言下の感染者の激減は、そのことを明確に示すものでもあった。その教訓が、再び世の中を良い方向に動かすことを願うばかりである。

 最後に、こうした教えへと導いてくれた本を3つ挙げておきたい。自粛期間中の読書は、墓場のように冷え切った私の脳みそを少しだけ温めてくれた。

 

視聴アニメ:2020冬~秋

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新宿御苑の温室へ行く

 新宿御苑の温室に行ってきました。今日は晴天。温室はなおさら、めちゃくちゃ暑い!

 けれど、見慣れない植物がいっぱいで楽しい。花だけではなくて、葉っぱも面白い! こんなに色々な種類があるのだから、生き物って、本当に不思議だなあ……とあらためて感じさせてくれる場所。

 他の人は温室の暑さに耐えられなくてスイスイ移動してゆくのだけど、私はなんだかんだで30分ぐらい居た。半袖Tシャツ1枚で相当汗だくだったので、訪れる人には熱中症や汗対策をおすすめしたいところ。以下、写真と簡単なメモ。スマホ撮影につき画質とピンボケはご容赦……。

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私は叫んだ、「シチューが食べたい!」

若い頃の日記が出てきた。2012年8月、8年前だ。

 

 

いやー、うちのお父さんはカレーが大好きでして。
この夏にもたびたびカレーを作って下さる。
が、僕は断然シチュー派です。
2012年8月15日17時時点の脳細胞会議の議決によれば、47億対1億でシチューの勝利です。

 で、カレーが続けば続くほど「シチューが食べたい!」と思うわけです。もちろんホワイトシチューです。作ってくれるのはクレアおばさんじゃあなくたっていいんです。
でも、お父さんはところどころで絵に描いたようなB型っぷりを発揮しておりまして、もうカレー以外はアウトオブ眼中のようであります。

 そこでですね、もし僕がささやかな音楽家であれば、まず「私は叫んだ、『シチューが食べたい!』」という、駄作のオペレッタを作ります。これは、偶然ある手柄を挙げた鼻たれ坊主が、王様から「褒美をやる、何が欲しい」と尋ねられたのに対して、迷わず「シチューが食べたい」を答えたことに感銘を受けた王様が、その坊主に一生分のシチューを送りつけてやったと言う幸せな物語です。

 この劇はなぜか世界中のシチュー派の心を打ち、この曲はとりあえず大ヒットします。
そこから、作中の一曲を主題にした「”ああ、僕の恋人、シチュー”の主題による大幻想曲」を作り、ありったけの技巧をぶち込みます。これは、両手から十本の指が生えている人が全精力を費やして演奏するぐらいの難曲です。

 この大ヒットを父親が耳にし、その曲を聴いた父親、あのカレー派の権化である父親に「良く考えてみれば、この曲からは、シチューを囲む温かな家庭の光景が、ありありと想像できる」と言わしめます。

 めでたしめでたし。


注1)この人は暑すぎて頭がおかしくなっています
注2)カレー好きな人、真面目な人、注1)によりスルーしてください
注3)怒らないでください
注4)ちなみに、レトルトのシチューをお披露目したところ、とたんに不機嫌になりました

2020年6月30日追記:いまだにカレーばっかり作っているみたいです

音楽系ブログを独立させました

 このブログから、音楽系の内容を分けました。これからは音楽系の内容はhishaismの打ち込み日記のほうにまとめてゆきたいと思います。恐れ入りますが、そちらの方面でこのブログを登録してくださった方は、hishaismの打ち込み日記のほうを登録して頂きますようにお願い申し上げます。

 そもそも「最初から分けておけよ」という話なんですが、当初「こんなブログ自分以外見ないだろう」と何も考えずに一緒くたにしてしまいました。

 日記のほうは見てもらう想定のない、いわば自分以外にとってはゴミの文章。一方で音楽のほうは、無名のクラシック作品を広めたい意味もあって――宣伝まではしない(できない)けれど――出来れば見てもらいたいコンテンツ。というわけで、内容の分裂が著しいので分けることにしました。こちらはこれまで以上にへんてこな日記になる予定です。毎度すみません。