もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

踏んだり蹴ったり新年

 思えば、このブログで元日の挨拶を書いたことは殆ど無い。理由の一つは、私が年末年始に休むことがほとんどないからで、もう一つはこの日記自体があまり日記になっていないからだ。

 だから私がこの2022年にこのブログで新年の挨拶を書こうと思ったとき、私の頭の中には「あけましてほベブッ ( 'д'⊂彡☆))Д´) パーン」という文字列しか思い浮かばなかった。反射的に挨拶が書けない。仕方がないので、代えて、あけましてホベブと言うことにした。

 それでなぜ今年に限ってこんなしょうもないことを書いているかというと、私はこの年末年始ずっと熱があってベッドに仰臥していたからだ。我が尻青く若き人生において、確実に史上最悪の年越しである。次点で年始の挨拶で自らのキャパシティも弁えず欲望のままに暴食をし祖母の家でゲロを撒き散らした5歳の正月が来る。帰りの自動車で緑茶を飲んだ途端に出てきた緑色のゲロは一生忘れない。汚くてすみません。

 それでも休みの間に回復すれば休みを楽しめて大喜びだが、休みの間中疲れ切っていたのだから最悪だ。自分の体に腹が立つ。PCR検査等で除外されたのはせめてもの幸運か。それも相対的にはましというだけで、慰めにはならない。

 さらに、たった今、iDの更新手続きにまた失敗した。例の「S0152」だ。来年の私よ、覚えておくが良い、「d払いによるiDの更新手続き」だ。

 あーあ。うまく行かないときって、なにをやってもうまく行かないものよね。いっそ何もしないほうがいいのだわ。まーたdカードセンターに問い合わせなきゃ……。それも一つの運試しだ。運が悪ければ、そもそもオペレーターに繋がらないかもしれない。試した結果繋がったから、少なくとも今年は凶では無さそうだ。結局、来月から使えるようになるとのこと。去年は難なくその場で使えるようにしてもらえたのだけど、あれが特別すぎたのか。特別にしては二度やってもらっていて、今回のような対応のほうが初めてなのだけど。

 なんだか、iDの更新に失敗してdカードセンターに問い合わせるのが毎年の恒例行事のようになっていて笑える。「ありがとうございました」と言って、その辺にスマホをポイと投げた。何だかひどく疲れて、横になっていた。咳もくしゃみも頭痛も腹痛も無いのに、体温はしばらく下がらなかった。

 三が日が過ぎて、ようやく解熱した。まったくこの熱は几帳面なほど正確に休みを踏み潰してくれた。先行きの思いやられる年始だったが、さらに体調が戻ってくればもう少し気分も明るくなるだろうと思う。そんなこんなで正直干支が何だったかもさほど関心の薄い年始なのだが、心新たに頑張ろうわっしょいというところである。