もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

クリスマスと年末

 12月25日、クリスマス感はゼロだった。夜、疲れきっていて、さっさと帰ろうと思っていたのだけど、せめてクリスマスらしくと思い、帰りついでにイルミネーションを見た。クリスマスムードに盛り上がる人びとを見て、「私もすこしはクリスマス感を演出しよう」と思って購入したのは、成城石井シンガポール風のヌードルとオリーブとドライトマトのマリネ。我ながらなぜこんなチョイスをしたのか、レジで頭にクエスチョンマークが浮かんだ。

 とはいえ、ケーキは胃に重たい気がしたし、酒は飲めない体質となると、もはやクリスマス感を演出するのは難しかった。そしてターキーから連想ゲームをめぐりめぐってたどり着いたのは、よりによって甘辛く味付けされた、エスニック風のチキンだったと。なんだこりゃ。しかし焼きそばとも違う不思議な味、うまかった。

 そして、29日。今日は掃除をやった。布団を干し、衣服を捨て、クローゼットを整理し、部屋のほこりを払い、掃除機をかけ、靴を磨いた。そして布団にもぐって撮りためたテレビを見た。「相棒」が十話ほど溜まっていたのには笑った。相棒はけっこう頑張って推理しながら見ている。けれど、最近はむしろ犯人の味方で、「犯人逃げてー」という感じで見ている。「世界ふれあい街歩き」もかなり溜まっている。やれやれ。

 そしてここ数年と変わらず、仕事は納まらないまま来年を迎えることになりそうだ。