もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

今日の夢

 駅からおいかけっこをしている。広場を出て緑色の橋を渡る。後ろを振り返ると誰かが追いかけてきている。橋を渡ったさきを左手に曲がり、川沿いを進んでまた渡る。そのさきは右手に折れてスロープになっていて、川沿いを歩くテラスへと繋がっている。「しかしこのルートはばれる」と思った私は、猫のように跳躍し、街灯の屋根などを一々伝いながら、スロープとは反対側の茂みに飛び出す。振り返るとだれも来ていない。わたしは公園の雑木林をゆっくりと歩き出す。紅葉を踏みしめ、はと(からす?)がついてきたり、追い越したりしている。「ようやく家だ」と思ったら、遠く家の前に、わたしを追ってきていたI君がいた。まっ黄色のジャージを着ていて、このうえないほどに目立っている。わたしが帰ろうかどうしようかと迷っていたら、そこにサッカー部のH君がきた。彼に頼んで、I君がうまく立ち退くように仕向けてもらうことにした。しかし交渉は失敗し、こちらに気づいたI君が猛烈な勢いで駆け込んでくる。わたしはとっさに近くの森に入り、崖を上って高台に逃げようとする。なぜか途中ロッククライミングみたいになっているところもあった。小さな高台になんとか上ると、わたしは甲冑をつけていて、「今の治世は誰のお陰か」という。H君が「武田のお陰です」と言う。そこからすったもんだの説得があって、ついに今川家のI君もそれを認めた。みな甲冑をつけていた。高台から遠く夕日を眺めていたら、目が覚めた。