もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

他人を異性の有名人に例えてしまう癖

 他人を異性の有名人に例えてしまう癖がある。いや、口には出さないのだけど、「あっ、似てる」と思ってしまうことがよくある。例えば、先日あるグラビアアイドルのニュースでその写真を見て、「イチローに似ているな」と思った。大変失礼な話だ。

 なぜそんなことになるのかと考えると、原因は二つ考えられる。一つは、他人の目ばかりを見ているからだ。容姿全体を見ていれば、わざわざ異性を連想することは少ないはずだ。そしてもう一つは、わたしの記憶の中でパッと出てくる人間は圧倒的多数で男性だからだ。もちろん、女性でも名前を聞いて意図的に思い出すことは出来るのだけど、無意識的にパッと顔が出てくるほどではない。これは、日ごろそんなに女性モデルや芸能人の話をしないためにそこまで記憶に定着していないのだと思う。

 たまに、女性を見て「だれだれ(女性モデルなど)に似てるね」と褒める人がいるが、その「だれだれ」が出てくるのは大したものだと思う。社交のためにそういう情報収集を日ごろからしているということなのだろう。わたしは自分の好きな情報しか集めていない。「目がイチローに似てるね」と言われて喜ぶ女性は皆無だろう。それはわたしも分かるから黙っている。

 「やられる身にもなってみろ。お前(わたし)がそれをやられたらどうなのだ」と言われると、悪質なことにわたしは「面白いからぜひやってくれ」としか思わない。わたしと同じ目を持つ女性のモデルが居るだろうか? あるいは芸人? 政治家? 嬉しくはならないが面白くはある。

 もっとも、相手を喜ばせるという点からすれば、異性に例えることは大失格の行為であることには間違いがない。