病院
病院、病室の前にいる。
部屋から先生たちが数人出てきて、向こう側へ歩いてゆく。
私が病室を覗きこむと、その患者がじたばたしている。
ナースコールが鳴り響き、部屋の前の赤いランプが点滅する。
わたしは「これでいいのか」と思い、たまたま通りがかった先生に聞く。
それを聞いた中年の先生はとっさに部屋に飛び込んでゆく。
病院の廊下を歩いていたつもりが、いつの間にか廊下に教室がある。
紫色の学ランを来た学生がたくさんいて、誰かとぶつかる。
「なんだぁ」と言ってきたのは同窓生のO君。
「君はそんな柄じゃないだろ」となだめすかす。
周りには背の高いH君などが居る。
電話が鳴る
自宅(?)に居て、電話が鳴る。
電話の声は知らないおばさんで、問いただすとどこぞの病院のスタッフで、経過観察を聞いて回っているという。
こちらは「ははあ、大したもんですね」などと言うのだけど、「そうですねぇ」というばかりで的を得ない。なんだかおかしい、機械ではないか、と思った。
旅館跡
森のなか、廃墟となった旅館跡を見上げている。
4、5階くらいの建物で、上のほうはむき出しの鉄骨に支えられて突き出ている。
「はあ、これが人の営みか」
などと思っていると、脇に狭い小道を見つける。
誰かに追われている感覚に襲われながら小道を進むと、岩で隠された扉を見つける。
体をかがめて入ると、旅館の入口らしい。
けれどなにかを思って引き返す。
池のなか
池のなかに、小人になって居る。
その池はテントウムシを黄色に塗りつぶしたような巨大な虫たち(彼らは原寸大のまま)が泳いでいて、この虫たちは人間に有害だから触れてはならないらしい。
しかしその虫のなかには突然変異したものが居て、彼らは他の虫たちを追い払う特殊な気体を出すことが出来る。
わたしたちはその種を見つけて飛び乗ろうと考える。
その種の特徴は、その気体を出すおしりが濃い黄色をしていること。
「いた!」と思ったら目が覚めた。