もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

今日の夢

オフィスビル

 雑居ビルの前にいる。数台分の小さな駐車場を通って入り口に入ると、内部はきれいな作りになっている。床はクリーム色のビニル材で、壁は白色、等間隔で柱の存在を示すでっぱりがある。

 2階か3階にのぼると、25mはありそうな長い廊下が見える。左方の窓を見る。外はよく晴れている。廊下を進むと、右に会議室があり、中学生か高校生が説明を受けている(内容不詳)。

 何かを思い後ろを振り返ると、ドアが開いている部屋がある。ドアは暗証番号付きの扉で、開いているのはおかしいと考えながらドアの方に向かう。台車を事務員にすれ違う。自分は侵入者だと気がつく。

美術の授業

 教室にいる。課題は駅のホームにある番線標をつくること。みんなは完成して片付けに入っているなか、自分は周囲の机をどかしたまま床で作業をしている。

 5mmマスのファックス用原稿用紙にクレヨンでデザインを塗りつぶしてゆく。なぜか最初は水色でほぼ全体を塗る。それから黒を塗ってグラデーションをつくる。

 途中で友人からアドバイスが入る。いわく、縮尺に気をつけろとのこと。原稿用紙いっぱいに使うと横長になってしまう(この説明を受けつつ、”タブロイド判はでかすぎるだろ”と内心ツッコミを入れる)ので、4:4:3(明らかに謎の比率)でつくること。  直後、教卓にいる先生が、番号を表示する部分は塗らないで空白にすべきだとか、すべきでないとか言及。他の子の作品を提示するが、赤などを中心にしていておよそ番線標としてふさわしいものではない。

 番線票の作業を終えると、Nくんと「やれやれ」的な会話をする。席に戻ろうとすると、正面の机を2つ挟んだむこうにKさんがいて、机を1つ挟んだ左方にもう一人がいる。彼女たちからなんらかの恋話を持ちかけられる。いわく、男はこう考えないとだめだとか、ダメな男の特徴だとか。そういう些末なこと。

バスケットボール

 体育館。詳細失念。スーパープレイ集をプレイヤー視点で見ているような映像だった気がする。

クラッシュバンディクー的光景

 いかにもな中国的光景。足場を軽々と飛びうつりながら猛獣から逃げる。前方スクロール。

高台、商店街、長屋

 高台の公園にいる。見下ろせば高速道路が走り、住宅やビルが無数に展開する。前方左に窓のない新幹線を突き立てたようなかたちをした奇妙なビルがある。

 公園の裏口にあたる細い坂をくだりながら、高台の下にある街、そこにある奇妙なビルをながめる。絶景だ。  坂の下へ降りると、そこは商店街だった。街灯に緑色の飾り(街灯を飾るのは商店街にありがち)がついている。ここが銀座であると認識している。天気は晴れ。店先に屋台を出している店があり、気になって入る。

 この時点で、自分がドラマ上の人物を演じていることを自覚する。

 店のなかは、休憩用のイスのある小さな和菓子屋という感じで、光沢のある石のような質感の黒い床が印象的。なぜか40代ほどにみえる店主の女性に「お疲れさま」と言われ、試作品の商品を食べるように勧められる。あんぱんかなにかだ。たたみ地の腰かけに座り、仲間2人(いつの間にか出現、うち一人は草彅剛氏に似ている)と食べる。

 食べ終わったのか何なのか、店を後にし、仲間と長屋街に入る。細長い路地で、さきほどの晴れと打って変わって薄暗い。長屋街に入る理由もわからず進んでいると、白いTシャツにはらまきというおなじみの”おやじ像”の中年男性が話しかけてくる。 ”おやじ”は、「準備はできている」という旨のことを言うと”おやじ”の来た道を引き返し、僕たち3人を案内する。古びたバラックの前で立ち止まる。内心で「(こんな家にはなにもないだろう)」と考えていると、”おやじ”がそれを察したように「何もないと思ったろう?」と尋ね、その家のドアではなく窓を外から引き開けた。

 部屋は外の晴れと打って変わってほぼ真っ暗で、そのなかではドア――もちろん玄関にあたる部分――のすぐそばで机を出しながら何らかの作業に没頭する男(いかにもオタク的な風貌)がおり、こちらに一瞥もくれない。和室とちゃぶ台というおなじみの昭和的住宅を思わせるが、モノが散乱していてよく分からない。

 ”おやじ”の案内に従って進んだ一室に、海老茶色の大きなタンスが2つある。”おやじ”は左にあるタンスに目当てのものがあるという。(このあたりからの記憶はやや正確さに欠ける)タンス下段の幅の広い抽斗(ひきだし)を開けると、白い布(紙ないし発泡スチロールのような素材だったかもしれない)に包まれた細長い物体が現れる。この物体はこの(夢の)世界を変える何かがあると悟る。