もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

打ち込み日記 - ショパン 「4つのマズルカ」第3番 ホ長調 作品6-3

ショパンの「4つのマズルカ (Op. 6)」から第3番ホ長調を打ち込みました。

 マズルカポーランドの舞曲の一種ですが、この曲はとくに舞曲的な印象を受けます。
冒頭部分のリズムに載せて「踊りが始まるぞ」という期待感、そして付点のついた力強い踊りがこの曲のメインの部分です。そこからちょっとした憂いをみせたかと思えば踊りはたちまち加速し、明るくいそがしい踊りへと変貌します。そして力強い踊りが帰ってきて幕を下ろす。2分足らずの作品なのですが、さまざまな展開が盛り込まれています。

 打ち込むうえでいちばん難しかったのはなんといってもマズルカのリズムを自分なりにつかむことでした。ほかの演奏も参照しなかったので、奇妙なものになっているかもしれません。
 低音を打鍵して離してからペダルを一瞬だけ離すと、音が微妙に残ります。この効果が面白いと思って何度か使ってみました。重みがほしいけれど響かせたくないという時に、とても効果的な方法だと感じます。(いつものように、素人考えでは、と断らなければいけませんが)

ただ、例によってちょっと音量が小さいようです(^^;)