もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

幻想ポロネーズ

 ひとまずできました。自分のイメージをいくらか再現できたと思います。


 先日みた8月22日のクラシック倶楽部で、シューベルトの魅力についてポール・ルイスさんがこんなことを仰っていたのが印象的だったのでメモしておきたいと思います(どれだけテレビみてないのかと^^;)。

 多くの魅力がありますが、わたしがもっとも好きなのは、彼の音楽としてのドラマの作り方です。聴衆に対して叫ぶようなものではありません。聴衆を引き込むようなドラマです。親密で凝縮した音楽がドラマを感じさせるのです。このようなドラマがもつ力は、大きな声で伝えるよりはるかに強いのです。
 シューベルトのドラマをどう聴衆に伝えるか、それは常に挑戦です。

 この”ドラマ”という言葉もいろいろな使い方があると思いますが、この幻想ポロネーズもまた静かなドラマだと思います。静かだからこそ一瞬の輝きがとても眩しい・・・・・・なんて書いていたら、だれかに「それは違う!!」といわれてしまいそうな気がしなくもありませんが(笑)