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もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

「許さない」一心で書かないこと

駄文

 寝る前にあまり好きではないタイプの記事を見てしまった。何かを批判するのはよいけれど、「許さない」とか「嫌い」という思いだけで書かれたものは、気分が落ち込んでしまう。そこには相手への敬意がないし、感情が理性の働きを邪魔しているから話の飛躍もひどい。たまに見かける、「この作家のなんとかという作品はつまらなかった。こんな作家の言うことなのだから間違っている」というような言い分が通るはずはないのだけど、怒りからそういう無謀な話を支持する人もいる。その瞬間わたしは「まともではない」と思ってしまうけれど、そう思う自分も彼・彼女と何ら変わらないのかもしれない。

 感情がある限り「許さぬ」と思うこともある。けれどそれだけでは負の共感を広めることにしかならない。だからそうならないように、その嫌悪感を「なぜ」という問いの形に変えて、本当の問題点がどこにあるのかを明らかにするようにしなければいけない。

 自分への戒めとして書いておく。これ自体、「嫌い」という思いが一切ないとは言えない。小さなブーメランだ。