2016-08-22 ミルクティー 空想 カフェでロイヤルミルクティーを頼んだところ、かなり薄いほとんど牛乳のようなものが出てきた。 理性的な自分が言った。 「作り直してもらおうよ、これは失敗したやつだよ」 紳士的な自分がつぶやいた。 「牛乳で薄まったロイヤルミルクティーも美味しいよ、家で飲む分にはね」 すると、目の前にいる店員が雷に打たれたように震えて言った。 「あっ、……作り直します」 ――声に出ていた。