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もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

”希少であること”と”量的に少ない”こと

あるそば屋で、「そばの実から、3割しかとれない一番粉を使用しております」というようなチラシを見かけた。ところがこれ、意地の悪い見方をすれば、殻が一番貴重だということになってしまうのではないだろうか。「そばの実から、1割しかとれない殻を使用し…

技術革新とスポーツ

いつものように、自分の気になっていることを記録してみる。意見というよりも公開独り言である。 技術革新が競技に与える影響について、すこし気になっていた。そのきっかけは卓球で使用される補助剤の問題だ。補助剤を使ってラバー(ゴム)の反発力を高めれ…

新書メーカー

新書メーカーが面白いので、ときどき遊んでいます。ありそうでありえない、そして中身まで想像できるのが、よい「エア新書」というもの……。 誰にも負けない交渉術 先手を取りすぎ。 困ったときのコメント術 そして困るのは視聴者。 いつの間にか消えた店 い…

ある中年

舞い踊る肢体 「おんな」というものが 目の前に突如現れる海だうろたえた男は叫んだ 「まじめに脱げ!」

必笑小咄のテクニック

ネガティブな感情をやめよう、ポジティブになろう、なんて、決してできないと思う。ネガティブな感情だってわたしの一部なのだ。だから、ネガティブな感情と上手く付き合うことは、生活する上でとても大切なことだとわたしは思う。 その方法の一つとして、わ…

迷子のお呼び出し

このデパートの迷子案内には、 行く当てのなくなった「謙虚さ」と「優しさ」が、 毎日たくさんやってきます。 ――――お客様のお呼び出しを致します。 擦居根蔵(ずるい こんぞう)さま。 寂しがり屋の、擦居根蔵さま。 「ぴょんぴょんぱ~く」にて、怒り狂って…

「コミュ障」

レストランで、他人の座席につまづいた人がいた。その人は謝りもせず、何ごともなかったかのように席へ戻っていった。それを見てわたしの頭のなかに浮かんだのは、「コミュ障」という言葉だった。 「コミュ障」をコミュニケーションの障害だとするなら、この…

今日の夢

(憲法9条改正談義) とあるマンションの屋上視点から、ある一室にズームする。 わたしが部屋の扉を開けると、目の細い老人が居る。顔は( ◜◡‾ )という顔文字にそっくり。マンガのような描写で、手足は先細りながらも丸みを帯びているキャラクター。 彼の姿…

今日の夢

ガラス張りの家 テレビでよくみる近代的な建築、別荘。海に面して一面ガラスが張られている。一つのフロアに2層構造のメゾネットタイプ。 2階の通路から海を眺める。胸程度まであるガラス製の柵に手を置きながら、なにかを考える。通路を進むとフロアに出る…

6年ぶりの映画

今週のお題「映画の夏」 そういえば、5月末に映画「海よりもまだ深く」を観た。泣ける映画でもなければ、笑える映画でもない。ただこの人物たちの生きる様子を見て、なにかを感じるだけの映画だったと思う。なんという紹介下手か。開き直って、紹介なんて易…

役所レストラン「旧態依然」

<店員> 注文申請書をご提出ください <客> あの、これってセットできますか? <店員> 個別の事例についてはお答えしかねます。すべてを把握しているわけではございませんので <客> 確認してみてくださいよ <店員> 今後しっかりと調査をしてご報告さ…

打ち込み日記――子どもの楽しみ

僕はクラシック音楽が好きだ。聴くのも好きだけど、コンピュータで再現することも好きだ。日ごろから、演奏を聴いたり楽譜を見るたびに、こう弾いたらどうか、ああ弾いたらどうか、と考えている。ちょうど、子どもが先生に向かって算数の問題の答えを嬉々と…

パウゼヴァング『片手の郵便配達人』

グードルン・パウゼヴァングの『片手の郵便配達人』を読んでみた。 第二次世界大戦の終戦近い1944年8月から物語は始まる。かつて生粋の愛国少年だったヨハンは戦地で左手を失い、17歳になった今は故郷のヴォルフェンタン地方で郵便配達人として村々を巡り歩…

今日の夢

失念につき途中からメモ。 父の運転で幹線道路を走っている。時間帯は夜。なにかの打ち上げで、食事に行こうという話をしている。 建物に着く。平べったい箱のような、2階建ての建物。脇にある通路から2階へ上る(手すりは白色、じゅうたんは灰色だった)と…

今日の夢

メモ。 巨大な水槽のなか、太刀魚が縦になって泳いでいる映像。 夜、神社の境内。祭りが行なわれており、広々とした境内に屋台が並ぶ。社務所も立派な屋根の大きなもの。太刀魚を素手で捕まえ、さばく。委細失念。 自宅のトイレ、便器に座っている。便器から…

焼肉消防車

解説 焼肉屋で火がつけられると、それを消して回ることで、火災の危険を未然に防ぐ。 食べようとするとたちまち火が消されてしまうので、誰も焼肉を食べることが出来ない。 メモ 焼肉屋でよく「では、火をつけますね」と言うけど、指示するものを変えたらこ…

今日の夢

江の島 江の島、海が見える食堂にいる。その景観から人気を博しており、平日というのも関係なく繁盛している。黒系の床に明るい茶色のテーブルとイスが映える。女性の友人と海鮮丼を食べていると、隣の座席に親子連れがやってくる。つばの大きな帽子(白・ま…

今日の夢

目が覚めてから時間が経ってしまった。かなりうろ覚え。 ファミレスに入る。店内は広く、小学校の体育館ほどある。客は誰もいない。なぜか座席はお座敷で、左方に同級生がいる。彼らは私を見て「あいつは一人だ」という。気にせず彼らから離れた座席に座り、…

待ちわびていた光景

長年手つかずの空き地があった。もともとそこは畑で、いも類を育てていたと思う。さらに春には梅が咲き、夏にはひまわりと、季節の楽しみを教えてくれる存在でもあった。僕が小さいころには白いトラックで乗り入れて畑の手入れをする老夫婦と息子らしき中年…

パーネ・アモーレ

田丸公美子さんの『パーネ・アモーレ』を読んでみた。きっかけはおそらく少なからぬ人たちと同じ、米原万里さんの『打ちのめされるようなすごい本』でこの本が取り上げられていたからだ。その紹介によれば、この本の筆者はほかに並ぶ人のいないイタリア語通…

桶屋話法

片方には物事を十分に説明しない語り手がいて、もう片方には少しでも曖昧な指示があると自分で判断することのできない聞き手がいるものとする。 説明不足の語り手 まず、この語り手の話法をつき進めて、桶屋話法とでもいうべきものを考えてみた。大げさに表…

笑顔の広告

なぜ、広告の人はどれも笑っているのだろう。 電車に乗ると、そこは笑顔にまみれている。 ビールなど商品の広告。実際性を強調する大学の広告。社会貢献を強調する企業の広告。債務整理の相談を請け負う弁護士事務所の広告(ニコニコしながら”ご相談下さい!…

落胆と期待について

落ち込むというのは、じつは期待しすぎていることに由来するものもあると思う。そういうときに「落ち込む必要がないんだ」と気づくことが出来れば、心はうんと楽になる。 期待しすぎているというのは、本当は自分が出来ないことなのに、「自分なら出来るだろ…

「孤」

「孤」について調べてみた。知らなかった語彙、意味を間違えて理解していた語彙、興味のある語彙を載せる。 孤陋(ころう) 世間から孤立していて,視野が狭いこと。 「独学-といへど/胆大小心録」 孤老(ころう) 一人暮らしの老人。孤独な老人。 孤尊(…

床屋難民

しまった、と思った。 帰るときに寄っていればよかった。あの床屋は8時までやっているなんて、思わなければよかった。 履歴書に筆記用具。スーツにはアイロンをかけたし、訪問先への行き方もシミュレートしてある。役員の名前まで調べ尽くしたのに、伸びすぎ…

「~筆」

「~筆」について調べてみた。知らなかった語彙、意味を間違えて理解していた語彙、興味のある語彙を載せる。書道の用語が多いのでこれは省略。 五筆(ごひつ) 両手・両足および口に筆をくわえて文字を書くこと。弘法大師が始めたという。 酔筆(すいひつ)…

パン工場

じゃあ、次は君だ。 ちゃんと勉強して、いい大学に入って、いい会社に入って、いいパンになるんだぞ。 ………… うん、ややパンだ。その調子。 ………… いいぞ、ほぼパン! もうすこしだ! ………… よし、パンになった! さっきの不良品は、粉砕してパン粉にでもしとく…

お山の大将

よく「お山の大将」という。自分の立場にあぐらをかき、ちっぽけな山の上で偉そうに居座っている人物などに使う。 けど、ボス猿というのは「お山の大将」ではないと思う。ボス猿は自力でその座を勝ち取り、サル社会のなかで役割を果たしているからだ。あぐら…

静かな善意

今週のお題は「心温まるマナーの話」ということで、これには日ごろから少し思うところがあったので記録しておきたい。 マナーというのは、心温まらないもののほうがよいと僕は思う。もちろん心温まってはいけないなどという話では決してない。 例えば、”席を…

「喋」

「喋」について調べてみた。知らなかった語彙、意味を間違えて理解していた語彙、興味のある語彙を載せる。 喋喋(ちょうちょう) しきりにしゃべる・こと(さま)。 「我々が-すべき問題ではない」 「君は-と弁じるけれども/当世書生気質 逍遥」 喋喋し…

「道」

「道」について調べてみた。知らなかった語彙、意味を間違えていた語彙、かつ興味のあった語彙を載せる。 蛇道……死後,蛇身に生まれかわるという世界。 「汝が-を遁れしめん/今昔 4」 筵道……貴人が歩む通路に敷くむしろ。

今日の夢

これより前は失念……。 公園 大きな公園にいる。広々としたまっすぐな砂利道の先に背の高い木が3本ほど並んでおり、近づいてそれを見上げる。手のひらのような大きな葉がついている。この葉が――なのだと聞く。振り返り、木から離れるように歩き出す。と思いき…

アンダーソン『脳波』

もしもすべての人間の頭がよくなったら、世界はどうなるんだろう、と漠然と考えたりする。戦争の非効率に気がつく? あるいは、戦争の裏でソロバンをはじく? 楽観的、悲観的な未来像のどちらを思い描くこともできる。 アンダーソン*1の『脳波』は、まさにそ…

甘栗むいちゃいました

「甘栗むいちゃいました」、このネーミングはすごいと思う。想像がふくらむ。 ひとこと「甘栗むいちゃいました」と言えば、たちまちむかれた栗の姿が思い浮かぶ。 さらにこの言葉が放たれる状況を想像すると面白い。例えば、商品を手に取った瞬間、甘栗をむ…

休日倍増計画

「国民の祝日」の翌日は、「国民の祝日の祝日」とし、休日とする。「国民の祝日」または「国民の祝日の祝日」が休日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」または「国民の祝日の祝日」でない日を休日とする。みどりの日(五月四日…

趣味は料理

料理は楽しい。あるときには強火で一気に、あるときはじっくり弱火で、あるときは大胆に目分量で、あるときは正確に計量する。料理には、静の料理と動の料理があるのではないかと思う。 例えば、一瞬でカタがつく料理は、アクション映画のバトルシーンのよう…

今日の夢

オフィスビル 雑居ビルの前にいる。数台分の小さな駐車場を通って入り口に入ると、内部はきれいな作りになっている。床はクリーム色のビニル材で、壁は白色、等間隔で柱の存在を示すでっぱりがある。 2階か3階にのぼると、25mはありそうな長い廊下が見える。…

怒りと発散

怒りが「爆発」するなんて大間違いだと思う。だって、「爆発」したってエネルギーが放散するわけじゃないんだもの。怒りを爆発させてスッキリするどころか、むしろ燃料がそそがれて大炎上という感じ。 例えば、最初は怒っていないのに、怒りを口にしているう…

わたしのハムスター

うちのハムスター、とーっても可愛いんですよ。わたしがケージに手をさし入れると、わーって走ってきて、手のひらにちょこんって座るの。もう、あんまりかわいいものだから、生きたまま化石にしちゃおうかと思ってるの。

本を読み書評を書くこと

アドラーとドーレンの『本を読む本』を読んだので、感想も兼ねて「本を読み書評を書くこと」について考えてみたいと思う。 本を読む本 なぜ本を読むのか。先日もちょっと書いたけれど、読書家ではないにしても本を読む人なら避けては通れない問題だと思う。…

平和な街

今日もこの街はクソまみれ。つまり、平和なんです。逆にクソがなかったら、あるものが無くなったような不安に襲われちゃうね。ああ、素晴らしき飼い主の皆さん。皆さまに祝福のクソが降り注ぎますように!

僕の好きな本 (2)

その1から続き。 文章が好き 第三に、文章が好きであることだ。さらに言えば書き手その人が好きだということ。これは自分が楽しいと思うかどうかということに尽きる。小説を好む人に一番多そうな理由なのだけど、自分の場合にはエッセイに一番多い。そもそも…

僕の好きな本 (1)

良書という言葉があるけれど、良い書とはなんだろうかと思った。そこで、自分にとって良い本とはなにかということについて、本を簡単に取り上げながら書いてみようと思う。それは「読書かくあるべし」というような話ではまったくない。むしろそういう模範的…

考えること――職業に貴賎無し

「職業に貴賎無し」とよく言う。これはこういう意味だと僕は思っている。世の中にはさまざまな職業をなりわいとする人がいて、それぞれがいろいろなかたちで社会を支えている。人が「貴」という職業であろうと、「賎」という職業であろうと、それが無くなっ…

将来の夢

――みんな~! 将来の夢は、なにかなあ~?「サッカー選手!」「パティシエになってケーキ屋さん開くの!」「IT企業で働きたい!」「お医者さんなって病気のひとを助けたい!」「モデルになりた~い!」「化石」

自尊心の高い男

彼の仕事は、一日に一度くる新聞の勧誘を断ることだ。ただ、南から吹き込む風が彼の仕事の邪魔をする。ときおり我に返って、彼は怒鳴り散らす。「俺は仕事をしているんだ!」

好きなこと――人間観察

もしも、目の前を並んで歩く二人が道を譲ってくれなかったら。ふつうなら「すみません」と言えば片付く話だけど、言い出せないこともある。あまりに楽しげに話していて、僕が割り込むのが申し訳ないような気がしてしまう。咳き込んで気がついてもらうという…

ごきげんばあさん

ゆずってもらってだまってすわってでんしゃはことことおくちはちゅばちゅば小さな入れ歯が 涼しげに鳴った「あたしのほうが年上だからねえ」

美の間欠

鶏鳴が暁を告げると、965階の一室へと入り込む――類いまれな美貌を持つ男はベッドを振り返る。「疲れただろう、コーヒーでも入れるよ」類いまれな美貌を持つ女は言う。「ええ」幸せに満たされた男は、コーヒーを入れ始めた。彼女のために、たっぷりと愛を込め…

現代日本むかしばなし

むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。おじいさんは一日じゅうテレビを独占し、おばあさんはストレスのあまりお遍路に出かけてゆきました。めでたしめでたし。