もの知らず日記

積み重なる駄文、天にブーメラン

駄文

懸垂

腕立て伏せはつまらないが、懸垂は楽しい、というのが、痩せ男の戯言である。 理由は明白で、腕立て伏せは怠けるのが簡単だからである。わたしが腕立て伏せをすると、怠惰がすぐそばで待っている。そして、腕が悲鳴を上げれば、すぐにひざをつけばよいではな…

睨まれた

電車で狐のような目をした女に睨まれ、おぞ気がした。 女性のそばに居たくない。男性のそばにも居たくない。面倒に巻き込まれたくない。へんてこな騒音を聞かされたくない。でも他人が読んでいる新聞や本にはちょっと興味がある。それがわたしの本音である。…

電車の色

電車の色が違う、と泣きわめいている子どもがいた。その子は有楽町線・副都心線の電車が好きらしく、西武の、青色のラインが入った電車はお気に召さなかったらしい。ああ、自分もそうだったなあ、と思った。 小さいころ、「黄緑(山手線)がいい、緑はやだ」…

とにかく大きなもの、立派なものに憧れている子どもだった。男の子にはそういう時期が訪れるものなのかもしれない。子ども用の小さな傘が嫌で、60cmだの70㎝だの、とにかく大きな傘を買ってもらって喜ぶような子どもだった。なんとくだらない背伸び。小さな…

トイレノック

外出先でトイレに入ると、いきなりガチャガチャとやってくる人が結構いる。ノックをするという手段を知らないのか、はたまたよほど腸内の状況が切迫しているのか。 そもそも、いきなりガチャガチャっとやるのは、ホラー番組の再現VTRに出てくるオバケくら…

他人を思いやる自己中心的な人

自己中心的と言うと、何よりもまず自分のことを優先する人というイメージが強いけれども、他人を思いやる自己中と言うのも居て、こちらのほうが悲劇ではないかと思う。というのも、彼は彼なりに他人を思いやっているのに、それがまったく相手に届かないのだ…

歯医者へ行くために

そもそも社会人になろうという意志が無かった。ならばなぜ社会人になったのかと考えると、歯医者で仕事の話題がでたときに困るからというのが第一の理由だったと思う。歯医者で「学生です」と名乗って以来「学校はお忙しいですか」「どんなお勉強をしてるん…

まずいのに並んでいる鯛焼き屋

美味くもない鯛焼き屋に、しょっちゅう行列ができている。何故だろう。 この手の話をすると「行列の出来ている店を批判して、悦に入っているだけだろう」と言われかねないのだけど、そういう意図ではなくて、ただただ不思議なのだ。 というのも、これほど並…

回転寿司

久しぶりに回転寿司へ行ったら、パネル注文するスタイルになっていた。だだっ広いフロアのチェーン店によくあるような、板場が客席から見えないところにあるスタイル(つまり板前と顔を合わせないスタイル)ではおなじみだけど、板前と顔を合わせる形の店で…

新年早々パソコン壊滅す

新年早々にメイン用のパソコンが壊れた。以前のパソコンは8年使った挙句に電源が故障、自前で修理できなくはないが買い替えたほうがよかろうということで今のパソコンを買った。スペックはそれほどでもないが、ちょっとした3D遊びやら音楽づくりをやるには十…

ものを知らない:図書館の選書基準を知らない

日本書籍出版協会が、全国の公共図書館2600館にベストセラー本の購入を控えるように申し入れた、という記事が2016年11月23日付の読売新聞にあった。 それまで、図書館はどうやって本を選んでいるのか、選ぶべきなのか、という素朴な疑問がときどき頭に浮かぶ…

風雨

ぬるい風と言うと、淀んでいてまとわりつくような風を想像してしたくなるけど、今夜は湿気を含んだぬるい風が叩きつけてくる。暴力的だけど生暖かくて、どこか優しいようにも感じられる。が、叩きつける風に乗って、雨も叩きつけてくる。雨は「傘なんて役に…

ケチと倹約

わたしにも「嫌い」というものがある。ただ、この「嫌い」というのはわたしが気に入らないというだけであって、だれかを否定しようというわけではないし、そこに共感を求めたいわけでもない。ただ自分がなぜ嫌いなのか、なるべく他人にも理解可能な言葉にし…

大病院

大病院ほど子どもの冒険心をくすぐる場所というのもなかなか無い。もちろんそれは、僕自身にとって大病院という場所が非日常的な場所だったということ、つまり大病院にお世話になるようなことのない鼻たれ小僧だったということだ。病院へかかると言えば、風…

書店の本棚を叩く男

大きな本屋の4階で歴史の本を探していたら、ものすごい物音がした。 何ごとかと音の出所をうかがうと、本棚を叩いている音らしい。力いっぱい本棚の側面を叩く音。 これは危ない人だ。後回しにして移動しようと思ってこっそり逃げ出したところ、なんとドンッ…

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」 わたしごときがブロガーを名乗ってよいものかと1時間迷った挙句、このブログの意味を確認することも出来そうだし、面白そうだと思った(わたしにはこれがもっとも重要)ので…

乞食の老婆

グリム童話に「乞食の老婆」と言うお話があります。ある若者が、外で寒そうにしている乞食の老婆を見て、「暖炉で暖まりなよ」と招き入れる。ところが老婆は暖炉に近づきすぎるあまり、その上着に火がついてしまう。老婆はそれに気がつかないまま暖まり続け…

おでん

「おでんいかがでしょうか、おでんを300個売らないと帰れないんです!」 「ほ?」 まぬけな声を挙げてしまった恥じらいのなかで、「ははぁん、そうきましたか」と得心していた。売らないと帰れない。つまり「あなたは買うと言う選択をすることでわたしを助け…

オンラインゲームで知らない人と協力する難しさ

最近、ゲームで他人との協力関係を築く楽しさや難しさを感じています。言葉を介さないプレイのみによる信頼関係が成り立ったときの楽しさは大きいし、それが成り立たないとガッカリもします。そもそもあんたは弱小プレイヤー、そんなにマジメ腐って考えても…

本が好き

「本が好き」という書評コミュニティに登録してみました。読書関係のこういったサービスでは「ブクログ」にも登録していましたが、ブクログはどちらかというと短く分かりやすい感想が多く、読んだ感想をしっかり書いておきたかった自分にはちょっと場違いな…

健康食品のCM

健康食品のCMはツッコミどころが多いと思う。「個人の感想です」とか「いまなら半額です」とか「30分間だけオペレーターを増員してお待ちしております」とか、「掃除機をお買い上げの方に、いまなら膝サポーターがついてきます」とか、気になるポイントがい…

いきなり顔を表示して恐がらせる手法

久しぶりに、いきなり顔が現れるというドッキリを見た。話題になっている宣伝のアレである。 内容としては、物語で引き込んでおいて、最後の最後で効果音(たいてい大音量だ)とともに顔がワッと現れるというもの。てっとり早くドッキリさせる方法としてはす…

読書の時間

小学校のころに、読書の時間というのがあった。読書の成果を記録する紙が配られ、そこに本のタイトルやページ数を書きこんでゆく。読書ページ数は張り出されるかなにかで公表され、多くのページ数を読むと先生に褒めてもらえた。いま思えば、学校は「本を読…

三尺三寸箸

三尺三寸箸の話が思い浮かんだ。柄の長いスプーンの話ととしても知られている。 天国と地獄というものは、どちらも似ている。どちらにもごちそうがあって、それを取り囲む人びとがいる。そして、どちらも三尺三寸、1メートルを超える長い箸をもってごちそう…

墓場のような図書館

どうも近所の図書館が勉強をする人ばかりで面白くない。勉強が悪いというのではなくて、空間として面白くない。これでは図書館を訪れる子どもたちも、本に対して嫌なイメージを抱いてしまうのではなかろうか、と思います。新しい図書館をつくるなら、その点…

”希少であること”と”量的に少ない”こと

あるそば屋で、「そばの実から、3割しかとれない一番粉を使用しております」というようなチラシを見かけた。ところがこれ、意地の悪い見方をすれば、殻が一番貴重だということになってしまうのではないだろうか。「そばの実から、1割しかとれない殻を使用し…

技術革新とスポーツ

いつものように、自分の気になっていることを記録してみる。意見というよりも公開独り言である。 技術革新が競技に与える影響について、すこし気になっていた。そのきっかけは卓球で使用される補助剤の問題だ。補助剤を使ってラバー(ゴム)の反発力を高めれ…

新書メーカー

新書メーカーが面白いので、ときどき遊んでいます。ありそうでありえない、そして中身まで想像できるのが、よい「エア新書」というもの……。 誰にも負けない交渉術 先手を取りすぎ。 困ったときのコメント術 そして困るのは視聴者。 いつの間にか消えた店 い…

必笑小咄のテクニック

ネガティブな感情をやめよう、ポジティブになろう、なんて、決してできないと思う。ネガティブな感情だってわたしの一部なのだ。だから、ネガティブな感情と上手く付き合うことは、生活する上でとても大切なことだとわたしは思う。 その方法の一つとして、わ…

6年ぶりの映画

今週のお題「映画の夏」 そういえば、5月末に映画「海よりもまだ深く」を観た。泣ける映画でもなければ、笑える映画でもない。ただこの人物たちの生きる様子を見て、なにかを感じるだけの映画だったと思う。なんという紹介下手か。開き直って、紹介なんて易…