目の前をなにかがうろつく。第一に邪魔だと思い、第二に冬の厳しさが足りないのかと思いを巡らせる。それから、ごまつぶ程度の小さな虫、まあよく生きてるなと思いむやみに殺す必要もないから逃がそうと思った。窓を開け、「さあ、小さな命よ、外へお行きな…
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